私が産まれたのは、昭和45年(1970年)1月1日でした。
3020gで小柄な母にしては大きな赤ちゃんを産んだと思います。

 

ただこの出産。順調に、というわけではありませんでした。当時も無痛分娩があったのですが、そのための麻酔を母に打ったところ母には麻酔が効きすぎて、ぐっすり眠りこんでしまったのです。産むためには力まなければなりませんが、当然眠っている母は力むこともせず。主治医の産科医が私の頭に機械を取り付けて引っ張り出してくれたそうです。母は産みの苦しみは体験しなかったのです。小学生のとき、「お母さんにはどんなに苦労してあなたを産んだのか、聞いてください」という宿題があったのですが、その時にこのことを知り、「お母さんは私を産んでくれなかったんだ!」とかなりショックを受けました。この宿題は「産んでくれた」というところに焦点が当たっていたため、私は母を責めるような言葉を言ってしまったのですが、大人になった今では、妊娠してから安定期に入るまで、母がどんなに苦労したのかを知っています。母は流産しやすい体質(?)で、私の上には実際には3人の兄姉がいたはずでした。この3人、母が妊娠を自覚したと同時くらいに流産してしまったとのことで、4人目の私が母のお腹に宿ったのは、母が結婚してから10年目のことでした。そこで母はこの10年目の子供をとても大事にし、安定期に入るまで入院して安静にしていたそうです。家事などもってのほかでした。

実際3人の兄姉がいたわけですが、その話を聴いてから時々「私には3人の守ってくれるお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる」と思ったものです。それは今でも変わりませんが、もし上の子供が産まれていたら、私はこの世には産まれてこなかったかもしれません。

 

とは言え、母の手元に産まれてきたのは4人目の私。10年目の子供ということもあり、母はずいぶんと私を可愛がってくれました。私が着る服はほとんど母の手作りでしたし、セーターやチョッキは、成長に合わせて何度も編みなおしをしてくれました。母はよく裁ち台を広げて洋裁をしていましたから、私もその片隅で人形を作ったり、袋を作ったりして遊んでいました。手芸好きなのは完全に母の血が流れているからですね。今風に言えば、ハンドメイドが好きでした。高校の通学に使った袋は私が自分で作ったものでしたし、パッチワークやクロスステッチなども大好きでした。過去形で書いていますが、今も好きなことには変わりありません。ただ、今の家では大きな裁ち台が出せないので、洋裁からは遠ざかっています。

 

学校生活はというと、小学校、中学校、高校といじめの対象になっていました。陰湿なものはありませんでしたが、仲間外れはしょっちゅうでした。ただ、女の子よりも男の子のほうがさっぱりしていて、仲間外れにされている私に声をかけてくれて、グループに入れてくれたのです。でも、クラスメイトから「みゆきさんはいなくてもいいよ」と言われたときのショックは今も忘れられません。グループに入れてくれた男子生徒たちがいなかったら、私は登校拒否になっていたかもしれません。ただ今思うと、男子生徒たちのグループに入っていたことも、いじめの対象だったのかなと思います。

 

専門学校ではいじめとは真逆、なぜかクラスメイトから「姫」と呼ばれていました。高校のときとのギャップに驚いたものです。コンピュータの専門学校だったのですが、学びたいという気持ちで入った学校だったため勉強も楽しく、専門学校が渋谷にあったことからショッピングも楽しんでいました。

 

社会人になってからは入退院の繰り返し。会社の移転により転職するも、社風が合わず。会社の方針が入社したときとガラリと変わってしまったこともあり、私が目標としていたキャリアを進めなくなってしまったのです。だんだんとフロアにいることが苦痛になり、心を病み休職。休職中に病気を発病してそのまま退職しました。

 

オラクルカードとの出会いはこの頃です。タロットカードは学生時代にリーディングしていたことがあるのですが、その時は当たりすぎることが怖くて、やめてしまっていたのです。カードリーディングの面白さ、奥深さを知り、本格的にオンライン講座で学び始めました。フラワーセラピーヒーラーとアドバンスエンジェルカードリーダーの認定を受け、プライベートリーディングも時々行っています。カードはうそを言いません。間違ったカードを引くということもありません。不思議なのですが、本当にそうなのです。他から見たら、ただイラストが紙に印刷されているだけじゃない、と言われてしまうこともあるのですが、それでもカードには様々なシンボルが入っていて、関連を持ちながら手元に集まってくるのだと思います。

 

そして、左にも書いた会社に就職することができたのですが、その辺りはまたそれぞれの投稿の中でお話していきたいと思います。

 

みゆき