心の貧困 心の飢え

東日本大震災から7年が経った。今日は3月13日。震災は3月11日。

 

7年前豊かさと無縁の世界を生き始めた人がたくさんいたことだろう。

 

復興はそれでも少しずつ進んで行く。

 

少しずつ豊かさに向かっている。

 

ある人は家を新しく建てる。

ある人は仮設住宅から出る。

美味しい食べ物が手に入るようになった。

商売も軌道に乗ってきた。

魚も捕れるようになった。

生活も安定してきた・・・・・・・・・・・・・・・

人それぞれである。

 

たくさんの人が病気になってしまったかも知れない。

それでも生きてきたのだ。

 

生きていれば何とかなる。

 

日本は世界でも有数の豊かな国である。お金もち国家である。

 

しかし弱点もある。

 

働きすぎたり、残業が多かったりである。孤独死もある。人手不足も話題になる。いじめもある。

 

それでも全体的には恵まれているというのが日本の社会である。

 

マザー・テレサはにほんについてこのように言ったことがある。

「けさ、私は、この豊かな美しい国で孤独な人を見ました。この豊かな国の大きな心の貧困を見ました。」
「カルカッタやその他の土地に比べれば、貧しさの度合いは違います。また、日本には貧しい人は少ないでしょう。」
「でも、一人でもいたら、その人はなぜ倒れ、なぜ救われず、その人に日本人は手をさしのべないのでしょうか。その人が飲んだくれだから! でも、彼もわたしたちも兄弟です。本人はきっと孤独でしょう。 みなから無視されての……。やけ酒かもしれません。」
「私は、短い間しか日本に滞在しないので手を貸してあげるのは、せんえつだと思い、何もしませんでしたが、もし、女の人が路上に倒れていたらその場で、語りかけたり、助けていたと思います。豊かそうに見えるこの日本で、心の飢えはないでしょうか。だれからも必要とされず、だれからも愛されていないという心の貧しさ。物質的な貧しさに比べ、心の貧しさは深刻です。心の貧しさこそ、一切れのパンの飢えよりも、もっともっと貧しいことだと思います。日本のみなさん、豊かさの中で貧しさを忘れないでください。」
「愛は家庭から始まります。まず家庭の中で不幸な人を救いなさい。両者が愛し合い、母親が家庭の中心となりなさい。平和とうるおいの家庭が築けたら、隣人を愛しなさい。自分が、自分の家庭が、愛に満たされなければ隣人を愛せません」

 

豊かで美しい国であっても貧困はあると言っています。それは心の飢えだと言っています。誰かに話を聞いてもらいたのに

話を聞いてくれる人がいないように思われます。

人が話をするのは家庭です。その中にも心の貧困があると言っています。

 

これは今も昔もあまり変わらないのではないか。

 

大震災のあとたくさんの人がボランティアに参加した。

ある人は物質的な何かを与えたかも知れません。

ある人は精神的な、ある人は心の助けを与えたかも知れない。

 

やっぱり大きな助けは心の支えでしょう。これは一番難しいこと。

どうしたら助けになるのかわからないからです。

関心を向けるだけでも助けになることがある。

 

マザー・テレサは愛の反対は無関心だと言ったことがある。

 

復興だけの話ではなく日本の社会でも同じである。

どうしたら心の飢えをなくせるのかわからないのです。

 

その為には自分が豊かでなくては手を差し伸べることはできない。

自分の心が貧しいと助けは出来ない。

 

お金があると心も豊かになる。それも本当かと思う。

食べ物に飢えていては心も飢える。

人の心の飢えに貢献するには多少のお金はいる。そのためにもお金持ちになることは

大切なことだ。

募金もお金がなくては出来ないのだ。