この世の中に生きる誰もが、完璧ではありません。
そんなことは聞き飽きていますし、言われなくても
誰もがわかっていることです。
それなのになぜ、私たちは他人を非難し、また、他人から
非難されると烈火のごとく怒り出すのでしょう。
悪意に満ちているかのような他人からの非難の中にも、
真実がないとは言い切れません。
ただ、このことさえも理屈では理解できているのです。
しかし、非難される目に合うと、感情が先に立って
しまいますよね。
たとえ自分に非があり、相手の批判が正しかったとしても、
私たちは本能的に、その批判から耳をふさぎ、一切を
遮断して、不快感だけが心に残ることになります。
そういうサイクルから離脱するには、他人から非難される
前に、時には、自分の今日一日を振り返り、自問自答して
みるのも良いことです。
「あの時、他に言いようはなかったか?」
「もっとこうすればスムーズに運んだのではないか?」
自分の失態や欠点を見つめるのは楽しい作業とは
言えませんが、他人から非難されるくらいなら、自分で先に
改善してしまう方が、よほど快適で楽な作業と言えます。
反省することは思い悩むことではなく、次の手を考え
準備することなのです。
一生涯、他人から非難されることを回避することは
難しいことと思いますが、出来るかぎり軽減できれば
随分と楽に生きて行けると思います。