私たちは「本当はこうすれば良い」と心で思い、頭で分かっていても実際の行動が伴わないことが多いのです。
そして「行動力、実行力のない自分」にウンザリし、辟易し、呆れ、非難し、悲観することさえあるでしょう。
ただ、世間でもよく言われていることですが、行動しないというのは、単に活動していないというのではなく、「動かずにいる」という選択を実行しているにすぎません。
極論ではありますが、世の中には「やる」か「やらない」かの選択肢しかないのです。
これに「良い・悪い」はありません。
やったことは「やった」という事実、やらなかったことは「やらなかった」という事実があるだけのことです。
行動力や実行力をつける一番簡単で最短の方法は、「そうしない理由をなくす」ということです。
例えば健康のために朝のウォーキングをしようと思いつきます。
しかし、朝起きるのが辛くて、結局は続かない、とします。
これは、朝起きられない、体力的に疲れる、・・・そのほか様々な【理由】があって、ウォーキングを「しない」という選択を実行しているということです。
さらに掘り下げていきます。
「朝、起きられないなら、前の日に早く眠ればいい」
「しかし、仕事で毎晩遅くなり、どうしてもそれは無理だ」
これで、朝起きられない理由も判明しました。
ただ、これは朝起きられない理由が分かったにすぎません。
しかし、その理由を、ウォーキングをしなくていい、または、していないことを正当化する手段として使っていることに、気がついていただけるでしょうか?
「○○だから、できない」「○○だから、しなくていい」という感じですね。
これでは、自分にとっても身体にとっても、何一つ利益がありません。
もう一度、自分の考え方自体を見直す必要があります。
本当に身体に良いことをしたいと思っているのか?ということです。
ウォーキングは嫌いでも、寝る前の腹筋は出来るかもしれません。
もしかすると、それほど健康を重要視していないのかもしれません。
とにかく、「しない理由」があるうちは、何事もうまくいきません。
無理を通して続けても、満足いく結果を見られることは少ないのです。
どうしても必要ならば、「しない理由」よりも「やる理由」を見つけることが、最も楽に行動する方法だと言えるでしょう。