副都心線ブログ

副都心線(ふくとしんせん)は、埼玉県和光市の和光市駅から東京都渋谷区の渋谷駅を結ぶ東京地下鉄(東京メトロ)の鉄道路線。正式名称は13号線副都心線で、2008年(平成20年)6月14日に開業した。和光市駅~小竹向原駅間は有楽町線の線路・駅・施設を共用している。


路線名は池袋・新宿・渋谷の三大副都心を縦断する路線の特色をイメージした。路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「ブラウン」(茶):副都心線F。

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副都心線サバイバル緒戦

新宿・高島屋が制す/池袋・西武も大健闘


固定客獲得、本番これから


 池袋・新宿・渋谷を一直線で結び人の流れを一変させると注目された東京メトロの副都心が14日の開業から2度の週末を終えた。3エリアに店舗を構える百貨店による地域間サバイバルの“緒戦”は、客数、売り上げともに大きく伸ばした高島屋新宿店が制した。前評判の高かった伊勢丹新宿本店は客数は伸びたが、売り上げがいまひとつで、劣勢が予想された池袋の西武百貨店が健闘をみせた。もっとも本当の勝負はこれから。他エリアから足を伸ばした一見客をいかに固定客として取り込むことができるかがカギとなる。


 “伊勢丹新線”との声も上がり、「伊勢丹の独り勝ち」と言われた戦前の予想を覆したのが、高島屋新宿店だ。


 14~20日の来店客数は前年同期比約20%増、売り上げは客数の伸びを上回る25%増を記録。5月の9%減から急回復を果たした。


 開通前の11日に豊島、練馬の両区や埼玉県内でチラシを配布したほか、開通日に大相撲の琴欧洲関らを招いたイベントを開くなどの盛り上げが奏功。さらに約120億円を投じた昨年の改装で、新宿三丁目駅と通路で結ばれる地下食品売り場に、「伊勢丹に入っていない有名店を誘致した」(幹部)という、徹底したライバルへの対抗策が実を結んだ。


一過性に警戒感


 これに対し、伊勢丹新宿本店は開業から1週間の来店客数が約10%増と伸びたが、売り上げは約5%増と客数の伸びを下回った。


 新宿出店75周年と開業を記念したセールを24日まで実施。新宿三丁目駅と直結する地下1階の入り口は従来の3倍の入店客があり、「最初の土日は電車が着くたびに人が入ってくるような状況だった。その後も平日夕方に食品フロアの客が増えている」(同社)と、開業効果は大きかった。


 ただ、評判が高い店だけに、“見物客”も多かったようだ。「残念ながら客数ほどに売り上げは伸びていない。7月のセールの時にどうなるか見ていかないと」と、一過性の集客増に終わることへの警戒感を隠さない。


 新宿勢ではJR新宿駅西口にあり、新宿三丁目駅と離れている京王百貨店もあまり恩恵が及ばず、来店客数、売り上げとも前年を下回った。


 それでも、「都営地下鉄の大江戸線が開通したときもしばらくたってから増えた。特徴を出していかないと、一過性になる」と、中高年をターゲットにした品ぞろえなどの独自戦略による固定客の増加に自信をみせる。


 健闘をみせたのが、西武百貨店池袋本店だ。地盤の埼玉方面からのお客が副都心線一本で行ける新宿、渋谷に流れるとの懸念から、事前の予想は前年並み。ところが、ふたを開けると、14~18日の来店客数は比10%増、売り上げはそれを上回る13%増に達し、22日まででも売り上げは7%増をキープしている。


 これまでバスや車しか交通の便がなかった西早稲田や東新宿、雑司が谷の各駅周辺でチラシを重点配布し、近隣の客層を掘り起こしたことなどが貢献。「来店していただいたお客さまをつないでいきたい」(同社)と、オリジナル商品の充実など対策を練る。


 東武百貨店池袋本店は14、15日は客数が6%伸びたが、その後は元に戻ったという。「食品などを近いところで買うというニーズは大きい」とし、一過性の特需には期待せず、近隣商圏の外商担当者を増員するなど、“お得意さま”の開拓に余念がない。


 渋谷勢では東急百貨店が14~18日の売り上げが4%増。新駅出口に近い食品専門の「東横のれん街」は15%増と大きく伸び、「イベントなどでまず店を知ってもらう第一目標は達成できた」(同社)と手応えを示す。


“干天の慈雨”


 消費の冷え込みで不振が続く百貨店にとって、副都心線は“干天の慈雨”ともいえる効果をもたらしている。ただ、「思った以上に盛り上がっているが、観光地に来るような感覚があるのでは」(大手百貨店)と、固定客やリピーターになってくれるのか不安視する声も多いのが実情だ。


想定超える平均23万人の乗客数


 東京メトロが24日明らかにしたところによると、副都心線の乗客数は14~18日の5日間で計114万9500人となり、1日平均では想定の15万人を大きく上回る22万9900人に達した。開業初日から機器の不具合や係員のミスなどトラブルでダイヤの乱れが続いた副都心だが、乗客数では順調なスタートを切った。今後は、百貨店各社と同様に通勤・通学などの「固定客」をつかめるかが課題となりそうだ。


 乗客数は初日の14日に33万7000人を記録し、平日の16日以降も17~19万人と想定を上回るペースで推移している。


 初日には自動停止装置の不具合から駅に入る列車が予定位置より手前で止まるトラブルが続発。誤差は最大20メートルに達し、手動で列車を戻す作業のため最大23分の遅れが出た。16日にはポイント切り替えミスで各駅停車の列車が東新宿駅を通過するなどで、大幅にダイヤが乱れた。


 土日に家族連れや鉄道ファンが殺到したことから、乗客数は好調だが、利用客の一部からは「通勤、通学に使うには不安」との声も聞かれる。


 副都心線開業では東京メトロが初年度に40億円前後の増収が見込まれる一方、競合路線の東武鉄道が年20億円、JR東日本は年33億円と計53億円の減収を見込み、顧客流出に戦々恐々としている。


 “緒戦”について、2社は「客数や売り上げへの影響は集計していない」と口をつぐむ。ただ、業界からは「トラブルをものともしない好調さを考えると、やはり影響は大きいのでは」との見方が強まっている。


出典:フジサンケイ ビジネスアイ

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東京メトロ副都心線にも対応 - 「私鉄時刻表(東日本版)」の最新版発売

JTBパブリッシングは20日、東京メトロ副都心線などに対応した時刻表「私鉄時刻表(東日本版)第4号」を発売した。価格は1,500円。


「私鉄時刻表(東日本版)」は、大手私鉄からローカル路線に至るまで、静岡県・長野県以東の私鉄各社の全列車および全駅の時刻を掲載する時刻表。今回発売された第4号では、各鉄道の最新ダイヤのほか、利用者からの要望が多かった第3セクターの全ダイヤも新たに掲載したという。新たに収録された主な鉄道は、秋田内陸縦貫鉄道、会津鉄道・野岩鉄道、いすみ鉄道、IGRいわて銀河鉄道など。


また、14日に開通した東京メトロ副都心線や22日の東急目黒線日吉延伸などにも対応し、首都圏の最新の私鉄ネットワークが分かりやすく掲載されているという。なお、「私鉄時刻表(西日本版)第4号」の発売は10月20日に予定しているとのこと。


出典:マイコミジャーナル

新宿の地下鉄通路に「忍者」登場-スナック菓子のパフォーマンスで

 副都心線開通でにぎわう新宿三丁目駅と丸ノ内線・新宿駅間の地下通路に6月19日、「忍者」が登場し、外国人通行客などが記念撮影を行うなどにぎわいを見せた。このパフォーマンスは、忍者スナック「ふわ丸」新フレーバーの発売で東ハト(豊島区)が行ったもの。


 同商品は、食べると口のなかでふわっと消えてなくなる、「忍者の動きのように軽くて素早い口どけ」(同広報担当者)が特徴のコーンスナック。今月30日から新フレーバー「ふわ丸・海老塩味」を発売する。同スナックには隠し味として、「忍者が空腹を紛らわすための携帯食『飢渇丸(きかつがん)』の成分も配合」(同)しているという。


 同社は、同商品をアピールするため同通路で柱巻きなどの交通広告を展開している。当日は忍者に扮した広報担当者が、広告の前で見えを切るパフォーマンスを行い、通行人などに同商品をアピールした。


 忍者は、江戸からタイムスリップしてきた現代に生きる忍者という設定で、忍者役の担当者は「宣伝はしたいけど、あまり迷惑にならないように通行人が少ない14時ごろに同場所に立った。忍者だから忍ばねばならず、かといって目立つ必要もあり、大変苦悩した(笑)」という。


 同担当者は「ふわ丸の商品コピーは『頼まれもしないのに副都心線を応援しています』。最近副都心線はネガティブな話題も多いので、こういったパフォーマンスで盛り上げていきたい」と話す。


出典:新宿経済新聞

動員160万人突破! 三谷監督「笑っていただければそれだけでいい」

2週連続の興行収入第1位に加え、160万人の動員数を記録している大ヒットとなった三谷幸喜監督の最新作『ザ・マジックアワー』。自らテレビやラジオ、雑誌と様々な媒体に登場して宣伝活動を行っていた三谷監督が、この大ヒットのお礼を述べるため、またもや自ら都内の劇場に登場、21日(土)、22日(日)の2日間をかけて計8回の舞台あいさつを行った。


21日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された舞台あいさつでは、満席となった会場に向けて、既に作品を観ている方からのアンケート回答についてコメント。「監督が死にもの狂いでテレビに出ていた理由がよくわかった」「監督として腕を上げた」という感想をもらったが、監督自身は「笑っていただければそれでいい」と、この作品に込めた思いを述べていた。最後に、この日、2日間だけ復活した期間限定ブログ「三谷幸喜の、みちたちた1日」内で掲載する写真を自身の携帯電話で撮影し、場内は大盛り上がりとなった。


明けて22日には、渋東シネタワー(渋谷)、新宿バルト9(新宿)、池袋シネマサンシャイン(池袋)と副都心線沿線を北上。23日時点で160万人の観客数を記録した報告を受け、監督は、「わさびを鼻につめてよかった、堂本兄弟で歌ってよかった、プールに落とされてよかった」と数々のプロモーションに参加した成果に感慨深げだった。


自らのブログ用にと、観客とともに記念撮影する段取りも最後の方は手慣れてきた監督。デジタルカメラを10秒のセルフタイマーにし、舞台から観客席へダッシュ。撮影時刻を表す大型デジタル電波時計とともにポーズを決める。


最後の舞台挨拶となった日劇2(有楽町)では、主演の佐藤浩一、寺島進も合流し、記念撮影の写真をスライド上映にて酷評される一幕も。監督自身は、「笑点でもプロモーションしたかった」と、まだ”出る気”だったことをポロリと洩らしていたが、最後まで笑いが止まらない、三谷監督らしい、2日間の“お礼周り”となった。


『ザ・マジックアワー』公開中


出典:@ぴあ

雑司が谷(豊島区) 江戸の面影残す街並み

 今月十四日に開通した地下鉄副都心線の池袋駅から一駅。地下四階からエスカレーターを乗り継いで地上に上がると、目の前に都電荒川線の電車がのんびり走っている。騒々しいビル街からわずかな距離に、雑司ケ谷霊園や鬼子母神堂など歴史的な名所があって、どこかほっとする街並みが広がっている。


 名前の起こりは、戦国時代にさかのぼるとされるが、古文書には「雑司谷」「蔵司谷」「僧司ケ谷」など表記はまちまちだ。統一されたのは徳川八代将軍吉宗の時代。吉宗が放鷹(ほうよう)で訪れた際に「雑司ケ谷」と記すよう命じたといわれている。


 ただ「雑司」の由来は分かっていない。江戸幕府が文政期(一八〇〇年代初頭)にまとめた「新編武蔵風土記稿」には「寺院の『雑司料』だったため」との説があるが、『雑司料』が何を意味するのかはっきりしない。一九六六年には、住居表示実施で「ケ」が「が」と変わったが、その理由も「詳しくは記録が手元になく分からない」(豊島区区民課)と“ミステリー”づくしだ。


 一九四五年の空襲で豊島区内の七割が焼かれたが、雑司が谷地域一帯は被害を免れた。「裏道にも江戸の面影が残っている歴史的地域。緑も豊富です。区外の人を案内するときは、必ず雑司が谷を紹介します」と区立郷土資料館学芸員の横山恵美さん。


 なお副都心線の雑司が谷駅で乗り換える都電荒川線の駅は、鬼子母神前。都電雑司ケ谷駅は三ノ輪橋方面の一つ先の駅で、住所は南池袋。ちなみに雑司ケ谷霊園も南池袋にある。


出典:東京新聞

副都心線 1週間 ミスミス発進 客足ブレーキ

 埼玉県和光市と東京・渋谷をつなぐ東京メトロ副都心線の開業から二十一日で一週間が経過した。首都圏の新たな大動脈として期待されながら、初日からトラブル続きで利用者の敬遠が危ぐされる事態となっている。


 副都心線池袋-渋谷間の一日当たり乗降客数(概算)は、開業初日の十四日が二十六万六千人だったのに対し、十六日には十二万二千人に減少した。


 この日は西武線との乗り入れをめぐるトラブルなどで朝からダイヤが乱れ、振り替え輸送を終日実施したため、利用者の多くが他社線に流れた。ただ、十七日をみると、午前中、停電で一部混乱したものの、午後は正常運行に戻ったにもかかわらず利用者はさらに減少。丸一日正常だった十八日も前日比でほとんど増えていない。


 東京メトロは「正確な数字が出ないと分析できない」とするが、他の鉄道関係者は「初日から四日連続の混乱で、当面は副都心線を避けようとの心理が利用者に働いたのではないか」とみている。


 一連のトラブルについて東京メトロは、他社線との複雑な乗り入れ運行に不慣れだったことが主要因と説明。加えて、相互乗り入れ駅での案内表示の紛らわしさも利用者の混乱を拡大させた。


 象徴的だったのが最も大きなトラブルの起きた小竹向原駅ホームの行き先表示板。同駅では上りの一、二番線双方から有楽町線、副都心線が出発するが、表示は副都心線は一番線、有楽町線は二番線と固定化されている印象を与えた。


 どちらの電車に乗ればいいか迷う利用者でホームはごった返し、十六日の大幅な遅延につながった。このため、東京メトロは十九日から新しい表示板に切り替えた。


 同社の瀬ノ上清二運転課長は「基本的なミスが重なり、混乱に拍車をかけてしまった。問題を一つ一つ再点検、修正し、正常な運行を心掛けていきたい」と話している。


出典:中日新聞

「ミリメシ」戦線拡大 軍の保存食、一般向けも続々

カレー、牛丼、シチュー“意外に”美味


 自衛隊や海外の軍隊の保存食、いわゆる「ミリメシ」の人気が一段と盛り上がってきた。これまで民間にほとんど出回ることがない防衛省管轄の商品だったが、昨年末にセガがアミューズメント施設向けの景品として自衛隊仕様のミリメシを採用したところ大反響。これに続けとばかり、“防衛省御用達”の各社が一般向け商品の販売に乗り出した。


若い女性も


 ミリメシとは、自衛隊や軍隊で支給される食事を表す造語。本来は「戦闘糧食」という。実際に陸上自衛隊の隊員に提供されるのは、缶詰タイプの「戦闘糧食I型」と、レトルトパックの「戦闘糧食II型」で、それぞれ「缶メシ」「パックメシ」と呼ばれる。


 14日に東京メトロ副都心線が開通し、新宿三丁目駅と直結した東急ハンズ新宿店では、開通記念として「究極のグルメミリメシ万歳」と題した特設コーナーを29日まで設置。各種のミリメシ、関連本やグッズなどを並べている。


 担当の前田豊さんは、「30代の男性が中心だが、意外に若い女性も目立つ。好評で、開催期間延長も検討している」という。


 一番人気は、新潟県魚沼市のホリカフーズが5月中旬に売り出した「ミリメシ限定版レスキューフーズ」。同社は、戦闘糧食を1959年から製造し続けている非常食や介護食の専門メーカーだ。


 今回は「カレーライス」「牛丼」「シチュー&ライス」の3種類を開発。発熱剤、発熱溶液を同梱し、水、熱源、容器が不要で、ホカホカの白いごはんの食事がどこでも楽しめる。価格は各1029円。「1日に20個以上は売れている」と前田さん。


 ミリメシブームの火付け役となったのは、ワールドフォトプレス(東京都中野区)が2006年に出版した『世界のミリメシを実食する』(菊月俊之著)。世界12カ国のミリメシをカラー写真付きで紹介し、マニアだけでなく女性からも大きな反響を得た。続編に加え、5月には報道カメラマンの宮嶋茂樹さんによる解説本も発刊され、ミリメシシリーズあわせて販売は10万部を超えるという。


 ホリカフーズの新商品は、実はワールドフォトプレスが企画提案したもの。書店などのほか、インターネット販売も展開し、「発売以降、追加注文が続いている」(ホリカフーズ)。


防衛省仕様


 一方、景品向けとしてセガに「戦闘糧食II型」を納めていた食品・雑貨の製造販売会社、コーズィーウエイブインターナショナル・リミテッド(大阪府富田林市)は、一般向け新商品「WSD(ウーマン・セルフ・ディフェンス)」の販売を20日に始めた。


 ミリタリー雑誌『Jウイング』(イカロス出版)と組み、同誌の人気コーナー「それゆけ! 女性自衛官」に登場する女性自衛官の人気キャラクター「明野希更(あけのきさら)」を起用し、パッケージの表にプリントした。


 白飯とプルコギ丼の具、ウインナーソーセージ、わかめスープ、折りたたみ容器のセットで2100円。見た目はかわいらしいが、防衛省に納品されている食品と内容物は同一という本格派。


 ホビーショップなどでの店頭販売とネット販売で、初回生産分の5000個の半分ほどはすでに出荷済み。追加生産も検討する。


 各地の自衛隊施設の売店でもミリメシが置いてある。陸上自衛隊広報センター(東京都練馬区)では、「サバイバル弁当」と名付け、「すき焼きハンバーグ」「ウインナーカレー」など4種類を販売。製造は官需商社の武藤富装(東京都千代田区)が担当。食品用加熱剤で温めるタイプもあり、品薄になるほど人気だ。


 食卓にある缶詰や瓶詰め食品も、もともとは軍隊の携帯食として開発されたもの。物珍しさもあって話題になっているミリメシだが、意外においしいのも受けている理由の一つ。そのうち非常食として定着するかもしれない。


出典:フジサンケイ ビジネスアイ

東京メトロ副都心線のアート、活躍する九州出身芸術家

 長さ10メートルのステンドグラスはなかなかの迫力だった。


 「派手じゃないかな?」


 野見山暁治さん(87)は自身の油彩画がこのステンドグラスに生まれ変わったとき、思わず苦笑したそうだ。


 14日開業した地下鉄・東京メトロ副都心線の明治神宮前駅。改札を経て通路を左へ進むと、その壁画、「いつかは会える」はあらわれた。サラリーマンふうの男性が通りすぎざまに壁画を振り向いた。若い女性は壁画と携帯電話を交互に眺めている。


 日常の中でさりげなく触れるパブリックアートの演出を、東京メトロが企業などの協賛で企画。池袋―渋谷間の8駅で、画家や彫刻家ら12人が「活力」をテーマに14作品を制作した。うち九州出身者がなぜか4人もいるのだ。


 文化功労者の画家、野見山さんは福岡県飯塚市の出身。何度も原宿かいわいを歩いた。若者があふれる街、路地の静けさ、明治神宮のおごそかな風情。それらが緑や青、赤など多彩な色で表現されたのだろうか。


 通路を逆にたどると、「希望」に出合う。しなやかな黒の曲線や点が織りなすシンプルな画面は白の陶板になじんでいる。熊本市出身の30歳代の書家武田双雲さんの作品だ。


 福岡県大牟田市で育った画家大津英敏さんの「海からのかおり」(ステンドグラス)は渋谷駅。北参道駅には、佐賀県出身の画家吉武研司さんの「晴のち雨のち晴」(陶板)がある。


 「美術館では絵を正面から見る。ここでは人が前を歩いて作品になる。『よく覚えてないけど、なんか気分よかったな』と思ってもらえたらいいね」。野見山さんはさらりと言った。


出典:読売新聞

せいろ蒸し・地鶏焼「霧乃個室 蒸し屋清郎」を7月7日、渋谷・神南にオープン!

ダイヤモンドダイニング62店舗目は“せいろ蒸し専門料理店”、せいろ蒸し・地鶏焼「霧乃個室 蒸し屋清郎」を7月7日、渋谷・神南にオープン!


“100店舗100業態”を目指す株式会社ダイヤモンドダイニング(港区東新橋、代表取締役社長・松村厚久氏)は、62店舗目となる“せいろ蒸し・地鶏焼”の店「霧乃個室蒸し屋清郎」を渋谷・神南に、7月7日オープンする。業態は、最近トレンドとして定着した「蒸し料理専門店」。既存店で一部のメニューに導入していたが、「女性客・メタボを気にする中高年ビジネスマンに非常に好評」(店舗開発担当者)なため、専門店として開発した。


空間は、湯気が立ち上る風情漂う温泉街の外観をコンセプトにした。スチームが沸き立つ巨大蒸篭看板のファサードを潜りぬけると大正ロマンが滲む「山形銀山温泉」をモチーフとした温泉街の街並みがエントランスまで続く。店内にもスチーム機能を施し、蒸篭の湯気を表現した“霧の個室”で食事が楽しめる。設計は、「夜桜美人」「伊達男」「風鈴乃音色」「波平」などの同社リノベーション物件を手掛けたミュープランニング&オペレーターズの鯉沼信秀氏 。


今回の物件も新興外食チェーンの不採算店舗をリノベーションするもので、このエリアで同社はすでに「三年ぶた蔵渋谷豚舎」「風芽車」「一〆煮太郎」の3店舗を展開、営業ノウハウが構築できていることと、6月14日に開通した東京メトロ副都心線の改札が近辺になることから出店した、としている。


一方、同社は6月27日、「アーバンドックららぽーと豊洲」1階のスペアリブ専門店「GABU-RIB」を改装し、“たこ焼き・焼きそば”業態の「銀座たこ鉄」としてリニューアルオープンする。同施設では、すでに「キャンディ」をファミレス業態から“パスタとリゾットの店”に業態転換している。


出典:フードスタジアム

乗り入れ、まるで迷路…混乱続く副都心線・小竹向原駅

 14日の開業以来、ミスやトラブルが続いている東京メトロ副都心線(和光市―渋谷)。


 朝のラッシュ時に慢性的な遅れが生じている大きな要因が、乗換駅の小竹向原(こたけむかいはら)駅(東京・練馬区)の複雑な乗り入れ構造や紛らわしい案内表示だ。さらに運転士の習熟不足もある。ホームは、アナウンスを頼りに右往左往する乗客であふれている。


 小竹向原駅の上り線ホーム。ここでは原則、1番線に東武線方面から、2番線には西武線の電車が入線し、出発した後にポイントで交差するなどして副都心線と有楽町線に分かれるが、遅れが生じるとさらに複雑になり、その運行パターンは6種類にもなる。


 朝のラッシュ時、上り線ホームの行き先表示板から、各電車の出発予定時刻が消える。ダイヤの乱れを織り込んだ東京メトロの運用だが、ホームではかえって乗客の混乱を招いている。利用者はまず、1、2番線のどちらの電車が先発かと戸惑う。問い合わせを受けた駅員が構内アナウンスすると、乗客がホームを移動し始める。


 副都心線の新型車両は、有楽町線に使われることもある。会社員の男性(35)は「ブラウンが基調の新型車両を見て、てっきり副都心線だと思って乗ったら有楽町線だった」という経験もした。行き先表示板は、副都心線の「渋谷」と有楽町線の「新木場」は区別できても、ローマ字の「Shibuya」と「Shin‐kiba」になると、紛らわしくて間違えそうになるという。


 埼玉方面から渋谷への直行が最大の「売り」だった新線。埼玉県朝霞市の会社員男性(48)は、「便利になると思ってJRから副都心線に変えた。このままだと、JRに戻らざるをえない。もっと丁寧な表示や誘導をしてほしい」と注文を付けた。


 東京メトロによると、開業前、小竹向原駅では有楽町線が運行していたため、副都心線と連携した運行調整ができなかったという。また、ミスやトラブルは、運転士の習熟不足や、各駅停車を急行と勘違いするなど運転指令の混乱も原因とみられ、同社は「準備不足と指摘されても仕方がない。問題を洗い出して早急に対応したい」としている。19日には小竹向原駅の案内表示を改修、ホームの係員も増強している。


出典:読売新聞

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