『「国富論」は、生産と国際貿易のゲームです。プレイヤーは世界有数の経済大国を演じて、生産場の開発と運営をして、その生産場から作り出される産物を集めます。この産物を市場で売り、他のプレイヤーと貿易し、そこで得た利益で新たな生産場の開発に投資します。
自分の生産場を効率よく増やして、さらに多くの生産物を作り出します。生産物を売ることで必要な現金を獲得しますが、生産物を多く売りすぎて市場の価値を暴落させてしまうと、生産場の運営コストが高騰することになるので、注意してください。賢明なプレイヤーは、絶妙のバランスで拡大と多様化をして、仲間のプレイヤーと貿易をする時に常に安価品を入手出来るでしょう。
ゲームの終了時に、参加プレイヤーは自分の所持金とボード上の生産場の数を元に、勝利ポイントを獲得します。最も勝利ポイントの多いプレイヤーが勝利者となります。言い換えると、現金と生産場を最も価値のある組み合わせで得たプレイヤーが、勝利します。
ゲームの進行は、6種類の産業を表す6角形のタイルを、ゲームボードのヘクスに配置しながら産業を興して、生産物を生産していきます。場合によっては、それを売買して現金を獲得しながらさらなる投資をして、国力の拡大を目指します。各産物の価値は、市場ボード場での相場で上下するという、市場原理に基づいた、経済ゲームです。』
経済の需要と供給をそのまま簡略化してボードゲームにしてみました!みたいなゲーム。
上記公式説明文に細かいことが書いてあるんで詳細は省く。
重ゲーの中ではルール難度が簡単な方で
様々な資源を売買→資源を生み出すタイルを作る→そのタイルから資源を生み出す
これをただひたすらに繰り返すゲーム。
最終的に一番金を持ってるプレイヤーが勝ち。
内容はコレだけなのだがこのゲームの面白い所は盤上の経済がほぼ全てプレイヤーに委ねられている所にある。
故に参加するプレイヤーの性格によって様々なドラマがあり経済が成り立つ。
各々が拡大しようとするが故に持ちつ持たれつの関係が出来たり、摩擦が生じたり、資源の高騰、暴落が起こったりと様々な経済模様が繰り広げられるのだ。
このゲームはボードゲームの中でも非常に大人よりのゲームだ。
市場の見極め、市場に流す自資源の調節、他国の動き、交渉。
一つ一つの行動は単純だが一つ一つの行動の意味を理解し、先を見据えないと自国はお先真っ暗になってしまう。
ねっとりとした濃厚な時間をたっぷりと堪能できるゲームと言えるだろう。
しかしこのゲームにはデメリットも付きまとう。
時間を物凄く食うのだ。
5人でプレイしたが余裕で半日は潰すので注意が必要である。
間違っても初心者には勧めてはいけないし、重ゲー慣れしているプレイヤーでも前もってプレイ時間を宣告しておいたほうが無難である。
それともう1つ。
交渉を嫌うプレイヤーにもお勧めは出来ない。
それが好きかどうかでこのゲームの評価は大きく変わるだろう。
個人的には大好きなのだが何せ時間は食うわ人は選ぶわで中々回す機会が無い。
あと無印ルールだとさらにバカみたいに時間を食うのでプレイする際は拡張に入っている二版ルールを推奨する。
でも一度は大の大人数人の休みを潰してでもプレイして欲しい。
そう意味では非常に贅沢なゲームなのだろう。
- 国富論 (Wealth of Nations)/Table Star Games
- ¥7,350
- Amazon.co.jp
- ゲームジャパン特選ボードゲーム 国富論 拡張セット:戦雲(War Clouds) 日本語訳ルール付属/ホビージャパン
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp














