その花見。
<友達が友達を呼ぶ>という、テレフォンショッキング形式の集まりのため、毎回知らない人とお知り合いになれる。
今回初めて会った人から、こんな話を聞いた。
曰く、「ボク、浜田省吾に叱られたことがあるんですよ。」
と。
なぬっ!?!?!?
聞き捨てならぬと思い、詳細をヒアリングした。
もう15年ほども前のこと。
彼が当時通っていたフィットネスクラブに、省吾も来ていたそうな。
とある日、彼がお風呂場でお湯を流しっぱなしにして体を洗っていたら、突然後ろから
「キミ、カラダ洗うときはお湯止めなきゃダメだよ。」と声がした。
振り向くと、そこには省吾の姿があった。
と。
さっすが我が愛してやまない浜田省吾!
フィットネスクラブにおいても節水を呼びかけるとは、恐れ入った。
美辞麗句を並べ立てて歌うアーティストの中には、実生活が全く伴っていない人もいるのではなかろうか。
ましてや、その世界で成功し、功成り名を遂げた人であれば、金銭的に余裕もあり、細かい節約にまで思いが及ばない人もいるであろう。
が、省吾はそうではなかった。
彼の歌う世界は、決して虚構ではない。
フィクションという名の下に描かれている世界であっても、それは彼の内面からにじみ出る「本物」の気持ちから生まれる作品なのである。
ちなみに、お風呂場での省吾は、さすがにサングラスをかけてはいなかったそうな。