西の国から~#2・胎動 | 「ハゲ」じゃなくて「まだ生え揃ってない」だけ…。

「ハゲ」じゃなくて「まだ生え揃ってない」だけ…。

46歳にもなって、いつまでもこんなくだらないコトばかり考えてていーんだろーか・・・(^^;

<つづき>


空港からバスに揺られて、バルセロナのホテルに到着。

現地時間で夜になっており、観光は翌朝から。

ってことで、O江さんとボクはチェックイン後それぞれ部屋で風呂に入り、ホテルのバーカウンターでビールを飲むことにした。


大学の時、第3外国語でスペイン語をちょびっとだけ習ったことがあるボク。唯一(?)の学習成果を披露すべく、バーテンにスペイン語でビールを2つ注文。

「セルヴェサ、ドス。」

すると、ビールを2つ持ってきたバーテン、何やら早口で話しかけてきた。

バー:「☆♪♭√∇■△□○÷?」

ボク:「?????」

ボクがスペイン語堪能だと見てとったのか、どうやらスペイン語(だと思われる)で話しかけてきやがったようだ。

結局、それ以外のスペイン語がわからないことがわかったようで、カタコト英語でのやりとりに移行し、なんとかその場は解決(支払いをホテルチェックにするか現金にするか、ということだった)。


生ぬるくてマズいビールを飲み干し、次は自動販売機に挑戦。

悪戦苦闘の末、ミネラルウォーターとラム酒をゲットしたボクたちは、その後部屋で飲みなおし、翌日からの観光に備えて就寝。


翌朝、ぱっちりと目覚めてTVのリモコンをON!

チャンネルをピコピコ変えてたら、どこかで見たことのある映像が。


しんちゃん


うーむ・・・。

しんちゃん、スペインにまで進出していたか。

スペイン語に吹き替えされてはいたものの、母親のことは、ちゃんと「みさえー」と呼んでいたし、お決まりのギャグは日本語そのままで「ぞーさん、ぞーさん♪」と腰を振っていらっしゃいました。ご苦労。


午前中にバルセロナ市内観光。

グエル公園、モンジュイックの丘などを訪れる。

中でも圧巻はやはりサグラダ・ファミリア。日本語で「聖家族教会」と訳されるこの教会、完成は直近の試算でもあと11年かかるとか。

サグラダ

塔の上の方まで上がることができ、エレベーターを使わず螺旋階段を選択したボクたちは、えっちらおっちらと上を目指す。これはかなりいい運動になります…。


午後になり、EUROMIDという地中海特急に乗り、バレンシアに移動。

ガイドブックにも<スペインの鉄道は時間が不確定。時刻表などは参考程度に>と書いてあるが、今回乗ったこの電車も、なんと40分も遅れてバレンシアに到着した。なんじゃこりゃ。


バレンシアに到着すると、バスに乗ってホテルへ移動。

このバスに乗るところで、女の子2人組のスリに遭遇! ボクたちが乗るバスに堂々と乗り込み、同行のおばちゃんのバッグをガサゴソ漁っていたところをO江さんが目撃して「こら!」と日本語で一喝。事なきを得るに至ったが、スペインの闇の部分を垣間見たような気がして、少々滅入る。


ホテルに到着して夕食。生野菜やパスタなど、味そのものはまぁまぁ合格なんだけど、ひとつひとつがやたら大量! 次第に飽きてきて、残す人続出。そんな人たちを尻目に、O江さんとボクはご機嫌でビールやワインをがぶ飲み。この頃から<このコンビはとにかく酒を飲みまくる>ことが皆の目にも明らかになり定着。以後快適な飲酒生活を送ることができるようになる。


夕食を終え、食後の一服~―γ( ̄ο ̄)oΟ◯と思いきや、なんとホテルの部屋が禁煙。

街中では路上喫煙はおろかポイ捨てにも寛容なこの国ではあるが、近年ホテルや飲食店において禁煙の風潮が高まってきたとのこと。そりゃないぜセニョリータ。

ってことで、仕方なくロビーに降りて、タバコを吸っているナニワのおばちゃんに合流。「やってらんないっすよねー」などと話しながらタバコをふかしていると、そこにこれまた喫煙者のSっちも合流。

添乗員も派遣登録が主流となっているため完全歩合制の給与だとか。入院保障だの年金だの、金融商品の話題で盛り上がり、途中で合流したO江さんも交えてさまざまな商品説明で白熱し、バレンシアの夜は更けてゆく…。


この頃からボクのアタマの中では、アルフィーの「白い夏バレンシア」がぐるぐる回り続けるようになるのでした。


<つづく>