昭和31年初版、実はもっと古い全集もあるのですがドイルの作品でないものが含まれているということで敢えてこちらにしました。
更にこちらを選んだという訳は延原謙先生の訳本だということでした。勘のいい方はお気づきでしょうがこれは新潮文庫のホームズシリーズの元本なのです。
新潮文庫を読めばいいじゃないかとのお声を頂きそうですが今出ている本は先生のご子息があちこち手を入れたシロモノなのです。
ヴァン・セダをセダーと伸ばすぐらいはまだしもマザリンの宝石のシルヴィアス伯爵をスポーツマンの道楽粋士から遊び人へ変えたのは戴けません。なんてったってヴィクトリア朝の物語ですから古雅な文体がいいと思う次第です。
は本日もお付き合い下さりありがとうございます。
