2009年2刷、講談社学術文庫版日本の歴史⑪です。前回うつのためによく読めないと申しましたがいいね!を下さった沢山の皆様まことにありがとうございました。休み休み読んで一週間、ようやく読了できました。田中義成・佐藤進一・網野善彦というビッグネームがそびえ立つ南北朝時代史ですが著者の新田一郎先生は編集委員の某氏から「よく引き受けたな」と言われたそうですが、なかなか味のある文体で内容も面白く僕の苦手な経済史の説明も調子よくトントントンという感じで良書だと思います。他には文書行政の歴史について論じた箇所が興味深かったです。うつから回復しかかって思うことは本を読む楽しみはなににも換えがたいということです。賛意を示して下さる方も多いと思います。

今日もお付き合い下さりありがとうございます。