【4/1(水)発売「夢をかなえる麻雀ノート」】手替わりある亜両面ピンフ6巡目で見逃す?(後編) | 神尾 亮の「麻雀のような人生に人生のような麻雀を」

 

 

 

 

 

「夢をかなえる麻雀ノート」(近代麻雀戦術シリーズ)

 

著:神尾 亮

監修:朝倉 康心(U-NEXT Pirates)

 

 

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「夢をかなえる麻雀ノート」 テーマ8より

 

 

 

南4局0本場 供託:0
東家 33500 ※自分
南家  9400
西家 27100
北家 50000

 

 

オーラス、33500点持ちの2着目で親番。

 

3着目とは6400点差。

 

トップとは16500点差。

 

4000オール一発でトップとほぼ並び。

 

 

 

 

 

6巡目、ピンフのみのテンパイ。

 

手替わりがあるためダマテンにしたものの・・・

 

 

 

 

 

 

すぐに出た8sに対して、
 
色々考えて1500をアガった。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、振り返りでは、
この8sは見逃した方がよかったかと反省した。

 

 

 

 

 

 

 

 

これに対して、

トッププロ朝倉康心はこう言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそもリーチしましょう!

 

 

 

 

手替わりは1mと3mと6mの3種類・・・

私なら即リーします。

 

5-8sを見逃した後に、1mや3-6mを引いて打点が高くなってから、5-8sでアガるのは厳しそうに見えます。

 

 

ということで、

リーチしなかった以上はアガりますし、

打点不十分なので、リーチしておきましょう。

 

 

 

 

 

4000オール一発でトップとほぼ並びになると言っていますが、4000オールをアガっても並ぶだけで、まくるわけではありません。500点下のままです。

 

 

そして4000オールをアガった次局どうなるかというと、下家と対面はやることがほぼなくなり、これ以上の失点を防ぐために自然にアガリに向かいます。

 

したがって、オーラスはアガリ競争になり ます。

 

 

ということで、4000オールをアガったとしてもトップ率がそれほど高いわけではないのです。

 

 

 

ちなみに4000オールではなく1300オールをツモると、対面の満貫ツモ条件が残るので、次局の時間を稼ぎやすくはなります。

(まくられる可能性も残ってはしまいますが)

 

 

1300オールのあとの4100オールであれば2着目に5100点差をつけた トップ目に立つことができ、流局や上家以外のアガリでもトップになることができます。

 

 

また、ここでリーチをしてテンパイ料で差を詰めたあとの4100オールでも、同じように3900点差や2900点差をつけた有利なオーラスを迎えることができます。

 

 

しかし、1500点の上家以外からのロンだと、次局に4100オールをあがっても2着と1400点差しかつけれらず、着落ちの可能性がかなり高くなります。

 

 

もちろんこの局で4000オールをアガることができればそれがベストですが、

この手牌であれば次局の二の矢への土台を作るアガリを目指すべきです。

 

 

1mを持ってくることができれば一気通貫の2翻がつきますが2枚切れですし、

3-6mを引ければタンヤオの2翻がつきますが、

 

 

それらを待つよりは

裏ドラに期待する方が現実的だと思います。

 

 

今リーチしておくと、対面以外がほぼオリてくれるので、一人旅になりやすいです。

 

対面が何をやっているか分かりませんが、マンピンソーの3種類を切っているので、比較的速い普通の手である可能性も あります。

 

 

見逃すとまくられるリスクも当然上がります。

 

 

手替わりを見てダマテンに構える人は多そうですが、点数状況と場況を冷静に判断し、

 

 

リーチで他家の進行にフタをしておいたほうがよいでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

分かりやすい~~~~!!!!!

 

 

 

ということで、こんな感じで朝倉プロが教えてくれる本です。

 

いよいよ今週4/1(水)発売です。

 

 

是非買っていただいて、

口コミで宣伝していただけると嬉しいです!

 

 

 

 

 

 

 

「夢をかなえる麻雀ノート」(近代麻雀戦術シリーズ)