台風10号による能登豪雨で行方不明になっていた、中3のお嬢さんが、今日福井港沖で発見されたとの報道。


https://news.yahoo.co.jp/pickup/6515286


正式には司法解剖が行われての確定なのでしょうけど、性別、身長、そして身につけていた衣服にお嬢さんの苗字が書かれていたとのことで、ほぼ間違えはないのでしょう。


我が家にも同い年の娘がいます。

受験生で…思春期で、私と時々バトりながら、学校でのお友だちとのやり取りや先生の話をしたり、推し活の話をしたり…このお嬢さんもきっと同じような当たり前の日常を当たり前に過ごしていたでしょう。


『自然の前に人間は無力』なのかもしれません。

しかしこれから沢山の未来のあるお嬢さんを奪うのは、悲しすぎます。

お父様の言ったことを守り、名前入りのジャージを着ていたという話に涙しました。


せめてもご家族の元に帰れることは、本当に本当に良かったと思います。きっと発見された漁船の方は、通報されてから、海上保安庁?警察?が到着するまで、お嬢さんを見失わないようにずっと付き添ってくださっていたのでしょう。

160キロも離れ、福井港からも40キロも離れた海上で見つかるなんて、『奇跡』です。

でも出来ることならば、生きて見つかる『奇跡』があって欲しかった。


娘とも改めて『当たり前』の日常が『当たり前』ではないこと。難しいことだけれど、災害に対してはできる限りの対応をすることと1日1日を大切に生きなければならないことを話しました。


御冥福を祈ることしか出来ませんが、そして難しいことだということは分かっていますが、二度とこのような悲劇が起こらないことを願わずにはいられません。


ご家族の皆様、特にお父様やお母様のお気持ちを考えると胸が詰まります。

今はどんな言葉をかけられてもなんの慰めにもならないと思いますが、どうぞ少しでも心穏やかに過ごせる日が来られますように。