3.コミュニケーションできたのは、相手に通じた分(量)だけ
「自分の考えたことが思い通りに伝わる」。
そんな幻想は捨てよう。相手が受け取って反応した分が、あなたの力量だから
私たちが、他人に「地図を押し付けがち」だということは、熟年夫婦の会話などでもよくわかります。典型的な熟年夫婦で、夫は仕事から帰ったら「フロ、メシ、ネル」の三語だけ。夫は妻に十分に感謝していますが、照れ臭いからいちいち伝えない。「言わなくてもわかっているだろう?」と考えているから、三十年間その生活態度のままです。ところが、そのような夫の妻に限って「もう、私、疲れ果てました」と、ある日、唐突に熟年離婚に踏み切ってしまいます。どうしてなんでしょうか? それはコミュニケーションの量が、圧倒的に少ないからです。不器用な男性ならば、言葉をかけるのではなく別な方法――例えばスキンシップという手段があります。短い時間でも妻を見つめてあげる。妻の話を向かい合ってきちんと聞くなど、良い関係を続けるためには日常生活で、さまざまなコミュニケーションをする工夫があるでしょう。しかし、それをしなかったならば……相手から返って来た反応は、あなたの思いとは程遠いものかもしれません。自分が相手にしたことに対する結果が、相手から返って来ます。
多くの人は、これに気づいていません。
ですから、相手に理解してもらうためには、いろいろな形でアプローチするのが吉。いっそ、外国人と話すつもりで、丁寧に説明をする心がけをするといいでしょう。ところで、相手に「自分の伝えたいことが伝わらなかった時」、私たちはどんな行動をとるのでしょうか。リーズナブルな居酒屋での一幕を思い起こしてください。サラリーマンや、サークルで飲みに来ている大学生などの様子を。時々、酔いに任せてケンカ腰に言い合っている二人を目にした事はありませんか?
「だから、お前はいつまでたっても成長しないんだ!」
「どうしてセンパイの指導に、いちいち文句を言うんだ!」
周囲の喧騒もあいまって、ますます怒鳴り声のボリュームが大きくなっていきます。それでも、相手が折れずに互いに自分の意見を言い張ったら、破壊行為や暴力行為に出てしまったりしますね。……さて、おわかりでしょうか。人は、相手に自分の地図を理解してもらえなかった時、自分のやり方のボリュームを上げていきます。結局、「自分のやり方の強度を高めている」のです。なにも、オフィスや仲間内の出来事だけではありません。夫婦や、恋人同士、ささいなことでケンカしてしまった時に、同じような状態になりませんか?
でも、このままだと互いに平行線なのは、火を見るより明らかですね。先ほど申し上げたように、コミュニケーションで相手が受け取った分だけが、自分がつくった結果なのですから。逆に言うと、この大前提を知らないから、相手のせいばかりに、してしまうんです。このままだと永遠に理解し合えないから、「相手の地図を見る」必要があります。
まず、冷静になりましょう。
「あなたはこう言ったけど、その理由は何? どうしてそんなことを言うの?」
「その時の私の気持ちは、こうだったの。あなたは、どんな気持ちだった?」。
こうして相手の地図を意識し、質問して確認し合いましょう。それに寄り添っていく必要があります。少し踏み込んで言いますが、「win-win」の考えで生きていくならば、どんな事態に対しても「相手のせい」は、あり得ないのです。なぜなら、コミュニケーションにおけるすべての出来事は、自分が起こしたアプローチの結果なのですから。
まとめ
人はそれぞれにその人なりの物事に対する「解釈」や「理解」を行います。自分が伝えたいことが、そのままの「意味」や「内容」で相手に届くことは、『ほとんどない』と思ったほうが正しいでしょう。身近な人と思える人こそ先入観が働いて、つい、思い込みの会話をしてしまいがちです。そんな時、私たちは往々にして、相手の理解力が低いとか、真剣さが足りないという判断をしてしまいがちです。けれども『相手が受け取ったものが、あなたのコミュニケーションの成果』なのです。むしろ、他の星からやって来た人と話しているくらいの視点になって、相手がきちんと理解できるように、いろいろな方法を試してみることが大切です。
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