旧三津坂隧道【2019年2月11日】 | Subaru6の休日お出かけ記録

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お出かけして撮ってきた写真を載せていきます。

季節のお花巡りと、道路ネタ??が主になります。

先ほどの重寺隧道からわりとすぐのこの辺りにやってきました。

 


県道17号から県道130号に入り、しばらく進むとトンネルが見えてきます。


三津坂(みとざか)隧道・昭和36年竣功だそうで現役のトンネルとしては少々古く、狭いので大型車はすれ違いできないようです。
超脱線すると三津(みと)シーパラダイスと同じ三津ですね…昔、友達とクリオネ見に行ったことがある…。

いつものパターンですが、このトンネルを見に来たわけではなく赤い矢印の方向…。

 


道端にこのような看板が立っています。
ここから分岐する旧道の先に旧隧道があるそうで、その案内になっています。


それによると旧三津坂隧道は「国の重要文化財に指定された旧天城トンネル(天城山隧道)より8年早い明治29年の完成」「文学作品にも登場した」という歴史的にも文化的にも価値のある隧道だそうですよ。


現道の三津坂隧道が完成した後、こちらは廃道化し荒れるがまま放置されていたらしいのですが、これだけ価値のある隧道は整備・保護しようって動きが出たようで前後の道を整備して見に行けるようにしていただいたようです。
…ってな感じのことをネットで読んだような気がする。(笑)

 


そんなわけで、こちらの旧道を歩いて旧隧道を見に行ってみましょう!


この時、何故か私はネックウォーマーなどの防寒具を車の中に置いたままわりと軽装で出かけてしまいました。

 


少し歩いてくと分岐があります。


似たパターン?が掛川で2回ほど?あったような気がするけど、予備知識がなかったらまっすぐ舗装されてる方を進んだかも!?

 


ここは左です。

 


「この先 トンネル 通行不可」
トンネルが通れないという意味だと解釈して先へ進みます。


ここは廃道?市道とかなのかな???先ほどの看板を制作した「NPO法人 奥駿河燦燦会」の方が整備してくれたのか草など刈られててちょっとぬかるんでるけど歩くのに障害はないです。


とはいえ…そろそろ17時なので…普通に怖いんですけど。(笑)

ちらっと歩いてちょっとのぞき見的な気持ちでここへ来たので、たいした距離ではないのにけっこう長く感じました。(^-^;
まだしばらくは真っ暗にはならないはずですが、そうそう長居はできない時間帯です。

あと、うまく写真を撮れなかったというか撮ってる余裕がなかったんですけど途中に桜が植えてあってちょっと癒しになってました。
やはり植えたのは奥駿河燦燦会の方みたいです。ありがとう!

 


見えた!!

 


ビビっていたので間近までは行けず、この辺りが限界でした。ごめんなさい。m(__)m


確かに、とても古そうな隧道です。
この狭さは車で通りたくはないなぁ…。(^-^;


長いこと放置されてはいたものの崩壊は免れているようで向こう側が見えていますが、水没しているという情報があるので通り抜けはできなさそうです。
(ネット見るとおそらくは健康な成人男性と思われる多くの方が通り抜けを断念している様子…)

反対側も見に行けるようなので、反対側も含めてもう少し明るい時間帯にリベンジをしたい隧道です。
通れるようになってたくさんの人が見に来たらいいと思う反面、変に観光地化してほしくないという気持ちもあります。

余談ですが、案内の通りこの隧道は「旧三津坂隧道」と呼んでいますが「長瀬隧道」という別名もあるそうです。
ある方の考察では「現隧道が三津坂隧道なんだから、旧隧道が三津坂隧道という名前では不自然(現道は新三津坂隧道または新三津坂トンネルという名前になるのが普通ではないか)」とのことで旧三津坂隧道は「三津坂隧道」という名前ではなかったのではないかと…。

(旧隧道が廃隧道化した場合は同じ名前になることもあるような気がしなくもないけど…)
「長瀬隧道」が本名という説と、扁額もなさそうなので元々は無名の隧道だった説がネットで調べると出てきます。

この辺りで地域の17時の音楽が流れてきました。
防寒を忘れて寒いし、周囲に誰もいなくて怖いので小走りで車に戻りました。(笑)


で、帰りは新東名で帰りました。(東名の方は工事してるの知ってるから避けた)

 

またまた長くなってしまいましたが、2月の3連休分はこれで終わりです。