先ほどのちょっと変わったトンネル???を抜けた後、東名高速に沿って県道38号線とぶつかるところまで歩いてきました。
ここが県道38号線沿いです。山吹色の矢印で示した方から歩いてきました。
地図で示すとここ、山とか山奥とかではありません。市街地です。(笑)
写真で県道が下をくぐっているのが前回も書きましたように東名高速道路で、写真左側方向すぐ先に掛川インターがあります。
そして、JR掛川駅も近いためか交通量の多い道路です。
こちらから見て右側にラーメン屋さんがあり、こちら側にそのお店の看板が立っています。
そのラーメン屋さんの看板の根元辺りをのぞき込むと、なんとなく奥に続く道があるように見えます。
手前の藪にクモの巣が二重三重に張っていて嫌になりますが、運よく?小雨がパラついていたので傘を持っていますから傘を盾のように持って藪を突破して入り込みました。(笑)
背後を車が行き交っていますが、車が途切れることはあまりないので気にせず突入してしまいました。(笑)
藪を越えると急に開けたみたいになって素掘りの隧道が目の前に姿を現します!!
正式名称は不明ですが(名前ないかも)ネットでは(仮)上張隧道という名前が使われていることが多い気がします。
ここまで来れば県道を走る車からは私の姿も見えないでしょう。(笑)
振り返るとこんな感じ。
明るい部分がもう県道で車の音が絶えず聞こえてきます。
では、ちょっと入ってみましょう。
天井付近に垂れ下がる植物の根がちょっと髪の毛みたいでキモイけど。
隧道の床部分には水が溜まっているという情報がありましたが、全面が水没しているわけではないみたいなので水がないところを選んで進みます。
溜まっている水は意外と澄んでます。
手持ちのライトを点けてスマホカメラもフラッシュONにしているのに写真はこの暗さ…。(^^;)
こんな感じのボケ写真が多くて、あとで見返してまだまだ自分の未熟さを知りました…。(´・ω・`)
出口近くになって今までと色の違う地層が見えました。
2分くらいで出口に来ましたが…なんか嫌な予感…。
でもここまで来たから引き返さないでこっちから出ようと思います。
ふと思ったけど、こちら側から県道側に出て道路に脱出すると走行中の車の運転手をビビらせてしまう可能性があるので脱出はこちら側で良かったんじゃないかと…。(^_^;)
ここに隧道があるって県道を車で日常的に通る人のうちどのくらいが知ってるんだろうな!?
出口は草に阻まれております。(>_<)
そこで振り返るとこんな感じ。
こちら側はそんなに水たまりはありません。
上の写真に写る後ろ向きの看板を恐る恐る(通行止めとか通行禁止って書いてあったらどうしようと思って)見てみると「崩壊注意 掛川市」と書いてありました。
崩壊注意…つまりこういうことね。
「崩壊に注意して、気をつけて通ってね」
そういうことだよね?(笑)
草をブチブチ引きちぎりながら突破しました。草くさっ!…でもちょっと楽しいかも。
そして振り返るとこんな感じです。反対側も見えます。
先にこっち側に来ていたら入ろうと思ったかなぁ?(;´∀`)
前を向くと先ほどの県道沿いとはまるで雰囲気の違う閑静な住宅地が広がっていました。
草むらになっている道?を進めば公道に出られそうです。(なんだか私有地みたいですよね)
少し進んで振り返ると、隧道は草の間の闇の中でした。
最寄りの民家の前あたりで舗装が始まります。
もうここからだと隧道は見えません。
何の予備知識もなしに普通の人が来たらどう思うかな?行き止まりになってると思うかな?
公道に出ました。
周辺に人がいなくてホッとしました。(笑)
別にこの隧道を通るなとはどこにも書いてないんだから堂々と通っていいはずですが。(笑)
ここから右へ行き東名高速をくぐると高速バスのバス停入口とかありました。
なるほど…高速バスでここまで来るという手もありますね。(´▽`)
掛川駅には新幹線も停まるしアクセスはとても良いですよ。(笑)
実を言うとこの後もう何か所か隧道巡りをしようと思っていましたが、ここで満足しておなかいっぱいになったのでこの日はここまでにしてドライブして帰りました。
他にもいくつも隧道があるようなので順番に訪問したいと思います。(冬がいいと思うけど)