BLです…ご注意ください……
side yellow
確かめずにはいられなかった。
入ってくる仕事は絶対断らないし。それどころか、早朝ジョギングとかも始めちゃって。
体が資本!そんな、オヤジくさいこと本気で言うようになったのは、35歳を超えてからだ。
それは正しいからこそ、俺は相葉くんを困らせたくなかった。
でも。
絞り出した声は情けなくも震えて。それをちゃんと受け取って、俺の顔を敢えて見ずに引き寄せてくれる相葉くんに。
結局のところ。俺は甘えてるんだ。
「カズ。行こ」
耳元で囁かれ頷くと、ふいに足をすくわれた。
「あっ…⁈」
気付けば、俺はお姫様抱っこなんてされて。足をバタつかせてる間に寝室に連れて行かれて。
「相葉くんっ…!」
非難の声なんて聞いちゃいない。鼻唄でも歌いそうな機嫌良さげな顔。
そして俺は。緑の草原の上にそっと横たえられる。
「うーん……やっぱ、そのままじゃだめだな」
「は?」
腰に手当てて。なんなの?
俺を見下ろすその瞳が、くりんと動いた。
「よしっ、カズ、さっさと脱ごう!」
……さっさとって…。バカなの?
「ほら、早く」
すっと身をかがめて、相葉くんが寝かせたくせにまた俺を起こす。
「ほらほら、早く早く」
せっかち!