にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
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…………くっ……!
おなかの中でぐうっと膨らんで、それは割れるように一度大きく弾んだ。
二宮さんはぐっと下を向き、私からは顔が見えなくなる。
不規則に脈打つたびに、二宮さんの肩も同時に揺れ、上下する背中に私はそっと手を当てた。
時々、同時に迎えないことがある。とはいえわたしはいつでもその前段で必ず何度か迎えてるからなんの不満もないのだけれど。
二宮さんはそうなることがどうも不本意らしい。
でも私は、その瞬間が好きだったりする。
「……はぁ…っ……」
ようやくそれが震えなくなって、大きく息をついた二宮さんの熱い身体がそっと降ってくる。
熱を持つ肌が隙間なく触れ合い、互いの速い鼓動が伝わってくるこの瞬間も、たまらなく好きで。
浅い呼吸を繰り返す中で、時折二宮さんがぐっと飲み込むのもすごく好きで。
背中に回した腕にぎゅっと力を入れたら、二宮さんは私の上で脱力した。
しばらくして、またひとつ大きな息をついた二宮さんが顔を上げた。
「そういえば」
「?はい」
「もうじき生理だよな」
頭の中にカレンダーを思い浮かべた。
「そうですね…あと数日です」
「薬…効くといいな。いや、飲まずに済むのがいちばんいいんだけど」
私の髪を柔らかく撫でながら二宮さんは心底心配そうだった。
「そういえば」
「ん?」
「井ノ原先生に、お願いしてみようと思うんです」