にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。




なかなか本調子に戻りませんが家族の協力のもと、こどもや主人に移すことなく今日無事に入学式を迎えます。
コメントのお返事できておらずすみません。お話のストックもまだ心許なく、不定期更新になりそうですがぼちぼち再開していこうと思います。
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信じられないと言いたげな目の直生。





突然初対面の相手にやったこともない秘書になれと言われ。そのせいで女子社員に総スカンをくらい。




それなのに、俺の言うことをやることを観察して求めるものを提供しようとする姿勢。




自分にないものを諦めずに努力して手に入れようとして。そしてそれは、俺の評価のためだとなんの迷いもなく言い切ったお前。





お前のその、等身大以上をいつも求めるその心と真っ直ぐな瞳に。





きっとあの時から。絡め取られ始めていたんだ……





「嘘じゃねえよ」





ベッドサイドの照明しかないこの部屋の中で直生の瞳が揺らめく。





そっと覆いかぶさると、その瞳はゆっくりと閉じられた。








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気が遠くなりそうなほど優しく熱く長いキス。髪を、頰を、首筋を撫でる手の平。





小さな水音をたてて離れた唇を光る糸が繋ぐ。





「にのみやさ……」





すでに浅い呼吸の合間に呼べば、ちょっと首をかしげるように私を見つめて。





その美しさが幻のように思えてそっと頰に手を当てる。





ふっと小さく微笑んだ二宮さんはその手をふわりと包み込んで。





そして、ぎゅっと力強く握った。