にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。



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さっきのごめん、はなんだったんだろう……。




横になるように言われてまた潜り込んだベッドの中でぼんやり考えていた。





相葉さんと美奈さんを下まで送るから、と二宮さんは出て行った。





さっきの私の言葉は、本当に失言だった…。私が、とめないでって言ったのに……




二宮さんが謝る必要なんてないのに。





もやもやとざわつく心をもてあまし、起き上がろうとした時、玄関の開く音がした。





鍵をかける音。足音。そして静かに開けられるドア。




ひょいと覗いた二宮さんは、ふっと笑って。




「なに隠れてんだよ」




優しい、ぶっきらぼうな言い方で。





近付いて、目の下まであげた布団をそっとよける手。




ベッドのふちに腰掛けると、その手が私の頰を撫でる。





「お前に、ふたつ謝んなきゃと思って」





「ふたつ……?」





「うん。ひとつは、やりすぎてごめん」





「…でも!あれは私も……」





二宮さんはにこっと笑って。頰に当てられた手のひらがそっと動く。





「あれは確かに。あんな風に言われたらもうとめらんない」





「だったら…」





「いや、その前段階の話。やっぱ俺が、もうちょい制御しないとな、って。今日みたいにさ、やりたいこととか、やらなきゃいけないことがあるだろ?」




「…………」





「そりゃ許されるならずっと抱いてたいけど。一応、オトナだから。そういうわけにもいかねーし」





「…………」





「お前の身体ももたねーじゃん?明日から仕事だし」





「…………」





黙り込む私の背中にするりと回った手のひらが私を抱き起こす。





「おいで」





横向きに膝の上に抱かれて。きゅっと軽く腕が回る。





「納得いかない?」





「…………」





何が正解かわからないから……何も言えなくて。でも、ひとつ思うのは、やっぱり二宮さんが謝ることじゃないんじゃないか、って。





「でも、それは二宮さんだけのせいじゃないと思います……」





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どうにも納得がいかない様子の直生が可愛くて。





俺だけが悪いんじゃないと呟いて、とんがる口。





はー……。なんか…しばらく休んでずっと抱いてたい………