にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
************
心の奥から絞り出すような言葉。
「直生……」
瞼のふちの玉がふるふる揺れて。睫毛をきらきらと縁取る。
「俺もおかしくなってんだよ。お前のせいで……」
互いに互いを詰り合いながら。そんな俺たちを止めることは、誰にも…何にも…できなかった。
************
もう…何度 イ ッ たのか……
俺の腕の中で跳ね続ける直生の全身は紅く染まって。
昼の光の中、それは言葉で表せないほど美しくて。
ずっと、ずっと見ていたくて……長い間、繋がったままでいた。
直生の声が掠れ始める。絡めた指の力が弱くなってきて、届く視線がぼんやりして。
「……直生…?」
呼べばとろりとした目で俺をみつめる。そろそろ……限界か…
「に…のみ…やさ……」
「…ん…?」
途切れる俺の名。答える俺も、同じだけ言葉が途切れて……
呼吸が重なる。
「直生。どこにも……行くなよ」
直生は、言葉の代わりに。ぎゅっと俺の手を握った。
そしてふたりで。白い光の中へ。