にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。



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謝罪の言葉を聞いて直生が振り向こうとするのを、首筋に当てた唇で制止する。





「にのみやさん…?あの……?」






「いくらなんでも……あれはなかったと思って」





「……あれって…?」










直生…わかってる?





思わずまた顔を覗き込む。直生は心底不思議そうな顔をしていた。





「いや、ホラ、なんつーか……」





何故か俺がしどろもどろになった。





「はや…すぎただろ。中学生じゃあるまいし……」





「なにが早かったんですか?」





「…………」





直生……本当にわかってないのか?





互いにきょとんとした顔になって。俺は思わずぷっと吹き出す。




ほんと、叶わねーわ。





直生は怪訝そうな顔をしていたが、急に真剣な顔になった。





「二宮さん、あの、私こそ、すみませんでした」





「え?」





今度はオレが聞く番だ。何を謝る?





「あの…いろいろお手数かけてしまって……」





そう言って真っ赤になる。ああ…解説のことか?





俺は直生をぎゅうっと抱きしめた。





「全然お手数ではなかったけどな」





「本当ですか…?」





「本当に。だって直生、めちゃくちゃ可愛かった……」





抱きしめた腕に当たる豊かなふたつの膨らみ。俺はそっと腕をほどき、その膨らみを手で包む。





「や……っ…」





小さな啼き声がスイッチだった。