にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。




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指に触れるそこは小さいけれどしっかりと自己主張をしている。




五感を研ぎ澄ませて直生の反応を探る俺はすぐに気付いた。直生が僅かに脚をこすり合せるような仕草をしたのを。





気のせいかと思った。初めてでそこまで反応するものなのか、と。





正直…そこは触れば反射として立ち上がると俺は思ってる。それは男のそれも一緒で。




それが身体を繋がっていくのかが肝だと。





軽く摘んでみる。小さい上にパジャマの生地があるせいで掠めるような触れ方しか出来ない。




ん や ぁっ …




舌がつるりと滑っていって唇が離れ高い声が耳を打った。





はぁはぁと浅い呼吸で俺を見上げてくる直生の瞳は演技とは思えないほどの熱量を持って。




そしてまた、腰が僅かに動く……





「直生……大丈夫か…?」





口から出たのは陳腐な言葉。しかしその言葉に直生の瞳に涙が盛り上がる。





「にのみ…やさ……」





必死に訴えようとする直生の言葉を俺は待つ。




「わか……ない……」





わからない…?なにがだ…?





「わた…し……どうな…ちゃうの…」





今にも涙がこぼれそうで。





こんなに情報のあふれる今の時代。経験なんてなくても耳年増になるのが普通だと俺は思う。




ガキだって指一本でどんな情報だって得られるのに。





そして直生だってまったく知らないわけはない。疎くとも、男女の互いの体にどんな反応が起きるのかくらいは頭ではわかってんだ。




頭、では。





身体は反応してるのに。





不安しかない直生の顔を見るのは俺だって辛い……





どうする……?