にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
BLも挑戦しています…。抵抗のない方は「colors」をどうぞ。
オムニバス形式で更新は不定期ですが、更新時刻は0時となってます。どうぞお楽しみください。
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直生は最初こそ座っていたものの、おばちゃんが立ち上がるのを見て
「手伝って来ます」
と言って立ち上がる。もう性分なんだろうと止めずにいると、ささっと台所へと向かいおばちゃんに声をかけていた。
おばちゃんは最初はもちろん遠慮したんだろう。顔の前で手を振る。それでも直生が食い下がり、おばちゃんは困った顔で笑っていた。
ふと気付くと目の前には悠介が座り、はやくも白飯片手に刺身を食べまくっている。
食べ盛りの遠慮のなさが微笑ましい。
「うまいか?」
そう聞けば、口の中に詰め込んだままで
「寮のごはんは美味しくないんです」
と言う。
「だから1ヶ月に一度姉ちゃんのごはん食べるのが楽しみで。今日はほんと夢みたいです。刺身なんかどれくらいぶりかわかんない」
喋りながらも白飯をかきこみ忙しい。
「直生ちゃん、優しい?」
斜め前から翔ちゃんが聞いた。
「優しいけど、ちょっとうるさいです」
予想通りの答えだ。きっと直生は本当に弟思いで。だからこそ、の口うるささなんだろう。
「顔はあんまり似てないんだね」
水野が悠介をのぞきこみながらそう言った。
気付けば水野も相葉くんも、男子組が寄って来ていた。
女子は女子で盛り上がっているらしい。
ぼんやりと部屋の中を眺めていた時、悠介の言葉が耳に飛び込んで来た。
「あ、父親違うんですよ、おれと姉ちゃん」