にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
BLも挑戦しています…。抵抗のない方は「colors」をどうぞ。
オムニバス形式で更新は不定期ですが、更新時刻は0時となってます。どうぞお楽しみください。
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「ちょっとずつ無理しなきゃ…前に進めない……」
重ねた言葉は、確か……二宮さんに以前も言ったこと……
お願いだから……早く……この気持ちが、しぼんでしまう前に。
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なんて女だよ……。
理屈は間違ってはいない。だけど…震えてんじゃねーか……
ちょっとずつなんかじゃない…最大級の無理だろ……
頭の中で俺と俺が戦う。
まっすぐに俺を見据える直生の瞳が、俺に答えを急かす。
「直生………や…」
やめよう、そう言いかけた時。
直生が動いた。
直生は素早く、体操着を脱ぎ捨てる。
豊かな胸が目の中いっぱいに映り、俺は慌てて直生を抱きしめ視界からそれを消す。
皮肉にも……その直生の捨て身ともいえる行動で一気に目が覚めた。
だめだ、今は。
……でも…ここまでの直生の決意を、あっさりと散らすのも酷だ……
直生にだってプライドがある。
「わかったよ、直生」
静かに、俺は小さな耳に囁いた。