にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。


BLも挑戦しています…。抵抗のない方は「colors」をどうぞ。
オムニバス形式で更新は不定期ですが、更新時刻は0時となってます。どうぞお楽しみください。


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二宮さんは、いつもよりゆっくりと喋った。




まるで…カチカチに固まった地面に、ゆっくりと水を吸わせるように……





「だから直生も。外の直生と、中の直生がいていい。





お前見てると…なんか心配になる……





いつでも精一杯で。キャパ超えるんじゃないかって。





それが…お前なのかもしれないけど…」





言葉が出てこない。それなのに、何かがじわじわと心を埋め尽くしていく。





「まだいっしょにいるようになって短いからいきなりは難しいだろうけど。





これから、直生のまるごと、見せてよ」








私を覗き込むその瞳に吸い込まれそうになる。





「直生?」




私の名の形に動く唇。





「俺…ずっと我慢してることがあるんだけど」





「…え?……」





何…?何を我慢させてしまっているの?





急速に胸を覆っていく不安。






「キスしていい?」