BLです…ご注意下さい…








************




オレはオレで準備をすすめていた。





にのを傷つけないための液体。レビューを見まくって見まくって、乾きが遅くて長持ち、というのをネットで買った。





おそらくそんなスムーズには…いかないだろうし。





そしてにのはにので、何も言わないし相談もしてこないけど、準備をすすめているはずだ。今も、きっと。






************





一応家で空っぽにしてきたつもりだったけど。不安だった。




念のためウォッシュレットを使う。





女とだったらこんな準備は要らないわけで。




でも逆に…そうまでしても繋がりたいんだと…自身の想いも確認できた気がした。





トイレを出て寝室に向かう。





いつものように寝室の灯りは落とされ、ベッドサイドの小さな橙の灯りだけ。




翔ちゃんはベッドに座って待っていた。





逆光で顔は見えない。





でも。その纏う空気がもう俺を酔わせる。





「にの」





その声だけで、身体が痺れる。





吸い寄せられるように、俺はベッドに登り翔ちゃんの胸におさまった……