BLです…ご注意下さい…








************




柔らかなキスを落とせば、もっととばかりにオレの首に回される腕。





希望通りに再びくちづけると、するりと小さな  舌が 忍び込んで来る。





ならばとオレはにののTシャツの裾から手を滑り込ませ、まだ立ち上がっていない蕾にそっと手のひらを置いた。





ぴくんと動くにのの身体。まだ唇は離れない。




胸に置いた手のひらから、にのの鼓動が確かに伝わってくる……





首に回された腕に力が込められて、深くオレを求めながら、にのは催促するように身体をよじらせた。




もっと鼓動を感じたくて…オレはその願いを聞き入れない。





舌  を  絡ませ合いながら、次第に速くなる鼓動。





堪え切れなくなったにのが唇を離した。





「翔ちゃん……」





切なげな薄茶の瞳がゆらゆら揺れている。





その潤んだ瞳を歪ませたあの日のことを。





かずなり、お前も、忘れてないよな?






************




オレたちは慎重だった。





長いキスだけの時代を経て、次は互いを包む時代に突入し。





そこから……なかなか動けなかった。