BLです…ご注意下さい…
************
にのの、くるくると変わる表情が好きだ。
瞳をうるうるさせたり。口を尖らせたり。きゃんきゃん吠えたり。大口を開けて笑ったり。上目遣いをしたり。真剣な目つきも。眠そうな顔も。
その中に新たに付け加えられた、艶やかな悩ましげな瞳。快に歪む眉間。そのどれも、好きだ。
そして今日、新たに付け加えられる表情。
オレで興奮させられている、にの。
そっとオレを握る手が少しずつ動いて。
それに反応するオレを見て、その瞳の色が濃くなっていく。
「…っ…く ……」
オレは快に歯をくいしばる。そのオレを見て、にのの瞳がはっきりと雄のそれになる……
くるりと 先 端をなぞったかと思えば、根元から ス ジを辿る指。
緩急のついた力。オレとはやり方が違う、時に感じるもどかしさがさらにオレを煽る。
「っ は ……」
こらえきれず仰向いて息を吐けば、逃さずにスピードをあげてきて。
「翔ちゃ…ん… いい…?」
「ん…すっげ…きもちい……」
ふいに唇を塞がれて驚く。いつもキスを仕掛けるのはオレの方で。
いつもと立場が逆転したように荒々しく動く熱い 舌 。
他の誰でもない、オレが、にのにそうさせているんだと思うと…そろそろ限界を迎えるオレ自身がさらに膨らむ。
それを手のひらで感じ取ったにのが唇を離す。
「か…ず…… っ 」
文字通りのラストスパートで、オレの欲は放出された。
オレと同じように、にのの手のひらはオレの濁で汚れて。
「は ぁ ……っ」
最後の収縮で出し切ったオレに、
「すご……」
にのの呟き。
にのは、小さな手を広げてじっと見ていた。