BLです…ご注意下さい…
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ん っ ……
は ぁ ……っ
互いの 舌 がもつれあい絡み合ってどんどん熱を持っていく。
どっちがどっちの 舌 かわからなくなるくらい、長く長く繋いでいくうちに、
にのの口から悩ましい声が聞こえてくる。
この声がオレの欲を掻き立てる……
果てないその欲を抱えて彷徨っていたあの頃は、傷つくことを、傷つけることを恐れて。
それでも否応無しに反応する互いの熱の存在をないことにするわけにはいかなくて。
ふたりで導き出した答え。
くちゅ、と音を立てて唇を離す。
はぁ … と色ののった吐息をつきながら潤んだ瞳でオレを見るにの。
この瞳を歪ませることを思うと怖くて仕方なくて。オレたちは、こうするしかなかったんだよな。
「かずなり。シャワーした?」
「え?まだ……」
きょとんとする表情はあの頃と変わらない愛おしさ。
「シャワーしよ」
「う、うん……」
完全に形を成したそれをちょっと気にしながらにのはオレの膝から降りた。
もちろんそれはオレだって全く同じ現象が起きているわけで。
焦らしてるわけじゃないんだよ、かずなり。
ただ…懐かしいんだ。ノスタルジーだって笑ってくれてもいい。
あの頃のオレたちに、お前たちは間違ってなかったんだと。そう言えるようになった今だから……
「行こ」
小さなふくふくとした手を取って、ふたりでバスルームへと向かった。