にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。






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美味しいごはんをいただいて、すっかり元気になったつもりだった。





でも、寮に帰ってシャワーを浴びようと服を脱いで浴室にはいって。




私は現実を見る。




決して細いとは言えない体。浅黒い肌。垢抜けないおかっぱ頭。




あの、華やかな秘書さんたちから送られた冷たい視線をまざまざと思い出す。




そして、その好奇と侮蔑の視線が二宮さんに送られていたことも。





シャワーを熱くして頭から浴びる。





秘書を辞める?いや、それだけは…しない、したくない。




あの視線を二宮さんも確かに感じ取っていたはず。




「お前の心情に構ってはいられない」と二宮さんは言った。




それは、『お前の気持ちなんかどうでもいい』という意味にも取れる。




だけど、『お前が傷付いていたとしてもそれでも必要だ』とも取れる。




そう考える私はおめでたいのかもしれない。




でも。味方になれと二宮さんは言った。





私がどうあれ…二宮さんの味方でいれば、それだけでいいの…?





ううん……それだけじゃだめだ。




私のせいで二宮さんが傷付くことがあってはならない。




私のせいで二宮さんの評価を落としちゃいけない。






…よし。




まずは…ダイエット。そして、スーツと靴。お金…ないけど…一回見に行ってみよう。