にのちゃんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みが有ります。苦手な方はご遠慮ください。






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かすかに触れるだけのキスなのに、身体中を走る何かがある。





ゆっくりと繰り返されるその小さなキスがお互いのスイッチを入れていく。





焦れて仕掛けたくなるのをぐっとこらえていると熱いものが遠慮がちに中へ進んできた。




おどおどと求めるものを探すそれが愛おしい。




触れ合う塊に一瞬驚いたようにそれは引っ込み、またおどおどと伸びてくる。






優しく絡め取られる感触に、焦らされていたせいか声が漏れそうになるほどの快を感じる。





それでもまだまだ遠慮がちで、攻め込みたい気持ちを抑えて歩夢に追従することだけを考える。





突如として離れた唇。




その唇は赤く光り艶を持つ。





はあはあと荒い息をしながら俺を覗き込むようにして見つめる歩夢の瞳はうっすらと膜がかかっていた。





「終わり?」





意地悪く聞くとまたその瞳が揺れる。





今度は躊躇する間も短く、再びふたりの唇は合わさった。