嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。






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寝室に入るともうそこは朝の光に満ちている。




俺は遮光カーテンを引き、その光を断つ。




「ん」




歩夢を軽く引っ張り、壁際へと促す。




「俺、昼には起きないといけないから」




そう言うと歩夢はベッドに這い上がりころんと壁際に横になりじっと俺を見つめてきた。



「…寝付くまでだよ」




念押しすると、歩夢は素直に頷いた。




心細いのだろう、と俺は純粋に思った。そのときは。









歩夢の横に潜り込むと、歩夢は身体を俺の方に向け、仰向けの俺の腕をぎゅっと抱きかかえた。










そのまま顔を俺に擦り付けて来る歩夢に、俺はどうすればいいのか戸惑った。




お互いに好意を抱いているのはもちろんわかってる。




ただ、俺の場合は、恋心とかではなくて、ひとりの人間としての歩夢に興味があるという感じ。




そして歩夢もそうだろう、と思っていた。この時までは。




成り行き上、抱き締めたり、手を繋いだりもしてきたけど、俺自身に歩夢の中に「女」としての姿を見てきたつもりはなかった。




時折…妙にドギマギさせられてはいるけど…。




それでも、俺の中ではそのつもりはなかった。




歩夢の真意が見えない。





そこに表情はないとわかっていても、顔を見たかった。





「歩夢…?」




そっと顔をあげた歩夢に、俺は息を飲んだ。