嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。





***************



ayumu  said……





歩きながら鼻唄を歌うあの人は、アイドルらしい。




アイドルって…なんだろう。あっちに住んでいたときもそういう人たちはいたけど、私はほとんど見たことがない。




あの人は、歌と踊りが本業だと言った。




見せてもらったライブは…衝撃だった。




私とは違う光と歓声の中で輝くような笑顔のあの人がいた。




何千人、いや、何万人?女の子たちに手を振り、微笑みかけ、声の限りに歌い、時に軽やかに、時に妖艶に踊るあの人。




仲間と踊り、ピアノやギターを奏で、ひとりで踊る。




時間を忘れて見つめ続けた。





気付いたら、あの人の匂いに包まれていた。




集中し過ぎたのか、いつの間にか眠ってしまっていたみたいで…。




過集中と呼ばれるこの状態になると、本当に誇張なく電池が切れたように眠ってしまうみたい。




自分ではその瞬間はわからないんだけど。




目覚めたときに世界はもう明るい光に満ち溢れていて、見慣れない景色に少しの間体がこわばったけど、



柔らかなあの人の匂いに気付いて、あの人のベッドで寝ているんだとわかった。




あの人の布団、あの人の枕。




まるであの人の身体にすっぽりくるまれるような幸せを感じて、しばらくベッドから動けないくらいだったんだ。