嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
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ayumu said……
歩きながら鼻唄を歌うあの人は、アイドルらしい。
アイドルって…なんだろう。あっちに住んでいたときもそういう人たちはいたけど、私はほとんど見たことがない。
あの人は、歌と踊りが本業だと言った。
見せてもらったライブは…衝撃だった。
私とは違う光と歓声の中で輝くような笑顔のあの人がいた。
何千人、いや、何万人?女の子たちに手を振り、微笑みかけ、声の限りに歌い、時に軽やかに、時に妖艶に踊るあの人。
仲間と踊り、ピアノやギターを奏で、ひとりで踊る。
時間を忘れて見つめ続けた。
気付いたら、あの人の匂いに包まれていた。
集中し過ぎたのか、いつの間にか眠ってしまっていたみたいで…。
過集中と呼ばれるこの状態になると、本当に誇張なく電池が切れたように眠ってしまうみたい。
自分ではその瞬間はわからないんだけど。
目覚めたときに世界はもう明るい光に満ち溢れていて、見慣れない景色に少しの間体がこわばったけど、
柔らかなあの人の匂いに気付いて、あの人のベッドで寝ているんだとわかった。
あの人の布団、あの人の枕。
まるであの人の身体にすっぽりくるまれるような幸せを感じて、しばらくベッドから動けないくらいだったんだ。