嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。





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起こさないようにそっとベッドにおろしたが上手く頭から手が抜けず、歩夢の眉間に皺が寄りうっすらと目が開いた。




「ごめん、起こしちゃったか」




髪を撫でるとその手を取りきゅっと引っ張ってくる。




「ん?」



そのままくいくい引っ張られる。歩夢の顔は妙に真面目だ。



「なに?」



読み取れず重ねて聞くと、歩夢は俺の手にこう書いた。




【ねる】



「うん。おやすみ」



ふるふると首を振る。



また手の平。




【いっしょ】




「え?」




無表情のままで自分の隣をぽんぽんと叩く歩夢。




………えっと……




戸惑っているうちにどんどん引っ張られ俺は片手を歩夢の顔の横につく姿勢になる。




「歩夢…一緒に寝るのはちょっと…」




色気のカケラもなくてもちょっと憚られる。



一応、オトコとオンナなわけだし…。




歩夢はさっと手を伸ばし俺のもう片方の手を取りぐいっと引っ張った。





「ちょ、待っ……」




もう片方も歩夢の横につく。覆いかぶさるような形になり、目の前に歩夢の顔が迫る。




「歩夢…?」




歩夢は俺の目をじっと見ている。その瞳は澄んでいるが、その奥には茫漠とした暗い色が見えた。





「歩夢…。怖い?寂しい?」




歩夢の目が一瞬大きくなり、そして俺の目から視線が逸らされた。




「歩夢。じゃあ、寝付くまで、でいい?」




歩夢は目をそらせたまま、小さく頷いた。