嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
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そこにいる3人ともがまん丸な目になった。
そこへ遅れてやってきた研修医。
「あ、歩夢ちゃん!おばあちゃん大丈夫なんだ!ごめ…僕が間違えて…」
歩夢がすっと動き出し、おばあさんの枕元に跪くとおばあさんの手を両手で包み込み額を擦りよせた。
「歩夢。ごめんね、心配かけて。世良先生がね、ちょっと間違えちゃったのよ」
おばあさんはもう片方の手で歩夢の髪を優しく撫で、諭すように言った。
「すみませんっ!僕…初めて扱う検査器具で…操作間違えて、数値だけ見て発作だって連絡しちゃって…!」
世良と呼ばれた研修医は腰を90度に曲げたまま歩夢に詫びた。
「いいんですよ、先生。誰にだって間違いはありますから。歩夢だって怒ったりしませんよ。ね?歩夢?」
歩夢はおばあさんの手に額を擦りつけたままこくんと頷いた。
「ほんと…すみませんでした…!」
研修医はぺこぺこしながら部屋を出て行き、おばあさんが俺をつと見つめた。
「初めまして、かしら?」
俺は慌ててキャップとマスクを取り、「二宮です」と名乗った。
おばあさんは俺をまじまじと見た。
「あら……ねえ……でも…まさか、ねえ…」
小声で呟く。どうやらおばあさんは俺を知っているらしい。
「嵐の二宮和也です」
おばあさんの頰はみるみるピンク色に染まった。
「本当に…?え?でも、どうしてあなたがここにいらしてるの…?」
そのやりとりを聞いて歩夢が顔を起こし、おばあさんの手を引いた。
この人知ってるの?と言いたげに小首を傾げる歩夢に、おばあさんは言った。
「やだ、歩夢知らないの?嵐って言ったらあなた、今をときめく国民的アイドルよ!ねえ、歩夢どうしてニノと一緒なの?」
歩夢は俺の顔を見た。
この人がそんなに有名なの?と疑うようなその表情に俺は吹き出してしまった。
「ちょっと、やだ、どうしてそんなに仲よさそうなの?ねえ、歩夢!」
会話だけ聞いていればおばあさんの方が若い女の子のように興奮している。
「俺から説明してもいい?歩夢」
歩夢に聞くと歩夢は頷いた。
キラキラかがやくような瞳で俺を見つめるおばあさんに、俺は説明を始めた。