嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。






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研修医はずっとオタオタしていて、何か歩夢に言いたいようなのになかなか言えずにいる。




「先生」



俺が呼ぶと、



「はっはいっ!」



とビクッと俺の方を見た。




「病状は?」




「あっ、あっ、えっとそれが…」




なぜか言い淀む研修医にイラついて、




「先生、はっきり言ってください」




俺が言うと研修医は泣きそうな顔になった。



「あの、いやそれが…」




エレベーターがとまり扉が開いた。



歩夢は俺の手を引っ張りほとんど走るような勢いでエレベーターを出て歩き、ひとつのドアの前でピタリと止まった。




俺の手を握る歩夢の力がますます強くなる。



ぎゅっと握り返すと俺の顔をじっと見る。その顔は悲壮感に溢れていた。





「あっ、歩夢ちゃん!実は…」



研修医が相変わらずアタフタと追いかけてきたが俺も歩夢ももう聞こうとはしていなかった。



歩夢がドアの引き手に手を掛けドアを開けた。




「あら!歩夢!」



病室の中で、目を丸くした白髪の上品そうなおばあさんがこちらを見ていた。