嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
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初めて見るその微笑みに俺は呼吸も忘れた。
月明かりの中、白く浮かび上がる歩夢の表情は穏やかで大袈裟でなく女神のようだと思った。
歩夢は同じ曲を何度も繰り返し弾いた。細い10本の指が鍵盤の上を踊る。
そして次の瞬間。
歩夢が口を開いた。
声は
出なかった
鍵盤から離れた指で喉を押さえた歩夢は喘ぐように何度も息を吸い、何度も、何度も、声を出そうとした。
それでも
声は
出なかった。
歩夢の目から一筋涙が落ちたそのとき
歩夢の指は自身の喉を強く抉った