嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
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運の悪いことに翌日はとても遅くなってしまった。
収録が終わったのが1時半過ぎ。俺はいつにも増してマッハで着替え楽屋を後にした。
車に乗り込みマネージャーに告げる。
「いつものコンビニの近くにファミレスあんじゃん?そこ行って」
「わかりました」
俺はなんだか焦っていた。
そもそもあの娘は、歩夢は、ちゃんと俺を待っているんだろうか。
昨夜話したことなど忘れ、ひとりであの薄暗い道を帰ってはいないか。
気になって仕方なかった。
なぜ昨夜連絡先を聞かなかったのか…。ありえないミスに歯噛みする思いだった。
ファミレスの駐車場に車が停まる。
駐車場には思っていたより多くの車が停まっており、店内のテーブルは7割がた埋まっていた。
「悪い…中入って、ひとりでいる髪の長い女の子呼んできて」
この人の多さでは俺はとてもじゃないけど中に入って行く気にはなれなかった。
女の子を連れて出て行くとなったらなおさらだ。
俺の言葉を聞いてマネージャーは驚いた。
「恋人ですか…?」
「いや、そんなんじゃねーんだ。たまたま知り合って…あのコンビニのバイトの子なんだけど。
夜遅くにひとりで帰るって言うから成り行きで送って行ったら同じとこ住んでたんだ」
「はあ…。で?毎日送ることになってるんですか?」
「……まあ…そういうこと」
マネージャーははあ、とため息をついた。
「二宮さん…自分が嵐だってわかってます?頼みますよ……そういう関係じゃないって本人たちは思ってても周りはそうはとらえてくれないんですよ?写真一枚撮られたら…」
「わかってるよ!」
お小言に被せた俺の言葉の強さにマネージャーは黙った。