嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
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彼女は完全にうなだれてしまった。
髪がサラサラと落ち、白いうなじがのぞく。
その細さに俺の心臓がひとつ大きく拍動した。
なんだ…?こんな、まだ幼さの残るような娘に…。
「俺、仕事が不規則なんだ。遅くなる日は1時2時になることもあるし…」
彼女はうなだれたまま動かない。
「君だって、遅くなると身体がきついだろ?店は何時から手伝ってるの?」
彼女はのろのろとスマホを操作した。
【18時】
「ちょっと待って、他に仕事してないの?」
【してない】
…………
18時からのバイトだけなら多少遅くなっても構わないだろうけど…。
さっきまであんなに無気力な返事だったのに…。
何かあったってあなたには関係ない、そう言ったよな?
「えーと……送って、ほしい、の?」
彼女は小さく、でもはっきりと頷いた。
その手を見ると、色が変わるほどスマホを握りしめている。
ふっ、と俺はつい笑った。
「いーよ。わかった」
彼女がハッとした表情で顔をあげる。
「わかったよ。じゃあ…店を早く閉めた日とか、俺が遅い日は、すぐ近くにファミレスあるだろ?あそこで待ってて」
【わかった】
願いが叶ったはずなのに彼女はニコリともしなかったが、俺を見るその目は、心なしか柔らかい光をたたえているように見えた。