嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
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何故だろう。何故、こんなに弁解したい気持ちになるんだろう。
「俺が気になってたのは…店を早く閉めたときに俺を外で待ってることなんだ。
せっかくお爺さんが君をひとりで店番させないようにしてくれたんだろ?
それなのに…。もし何かあったら…」
【何もない】
「……そんなのわかんねーだろ」
【なにかあったってあなたには関係ない】
どうしてそんなに……。
「…俺を待ってるって知った以上は関係あるよ」
【もうしない】
俺はそっと彼女の顔を見た。
無表情なのは変わらない。だけど…その瞳には何かを映している。彼女の感情は確かにそこにある。
「…送るよ」
俺はポケットからマスクを出してつけると、彼女からハンドルを奪い、スタンドを外した。
「家、どっち?」
急に彼女が不安そうな顔をした。
「何もしないよ。送るだけ。君が家に入るところまで見届けたら帰る」
彼女は黙って歩き出した。
俺はその後を自転車を引きながら歩く。
俺の家と方向は同じだった。
俺もよく歩く薄暗い道を彼女は選んでいた。もう一本表に出れば通りの多い道なのに敢えて暗い方を進む。
俺は顔を差されるのが嫌でこの道を選んでいたから好都合だが、彼女がひとりでこの道を帰ることを思うと、たとえ自転車に乗っていたとしても危険だと思った。
「ねえ」
先を進む彼女に呼びかける。
「いつもこの道?」
彼女はこくりと頷く。
「この道…暗くて危ない。ひとりで帰るときはもう一本西の通りを通った方がいい。俺がいるときはこっちでもいいけど」
突然彼女は立ち止まりスマホを取り出す。
【これからも送ってくれることがあるってこと?】