嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
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長い髪を翻し去って行く彼女を俺は呆然と見送った。
あの、一瞬揺れた瞳が胸の中に迫る。
何も映していないはずの瞳に、あの一瞬だけ彼女の感情が浮かんだのを俺は読み取ってしまった。
明らかに……傷付いていた。
一体俺が何をしたと?
憤りにも似た感情が湧き上がる。
彼女の中の闇を見てとって、俺は確かに腰が引けた。それの何が悪い?
無責任にその闇を引き受けるわけにはいかないんだ。
それなのに…なんだろう。この罪悪感は。
俺はのろのろと歩き出した。明日も早い。なんだかどっと疲れが出てきた。
歩き始めてすぐに、肝心なことを忘れていたことを思い出し思わず舌打ちした。
取置き…。あの子はまだ続けるのだろうか。