嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
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取り置き…?
どういうことだ?
彼女はまたメモに書いた。
【メロンパンをいつも買ってますよね】
うん。いつも買ってる。
【この間助けてもらったからお礼です】
彼女の顔はどんどん赤くなりもう耳まで真っ赤だ。
その様子と、無表情な彼女の思いもかけない取り置きという行為に思わず俺はふっと笑った。
「ありがとう。もらうよ」
そう言うと彼女は一瞬びくっと体を震わせ、おそるおそる、というふうにそっと顔を上げ俺を見た。
取り置くという行為は自分自身で決めたわけではないのかもしれない。
爺さんのアドバイスで、本当は彼女はそんなことはしたくなかったのかもしれない。
おどおどしている様子を見て俺はそう思った。
そしてもう一つの可能性もかんがえる。
俺の素性を知っていて、この行為につながったという可能性。
とはいえメロンパンはありがたい。
改めて礼を言う。
「ありがとう」
彼女はすっと目を逸らし黙ってメロンパンのバーコードを読み取った。
まだ耳だけ赤い。
金を払い袋を受け取ると彼女は俺と目を合わさずにぺこりと頭を下げた。
そのときバックヤードから爺さんが出てきて、俺を見てぺこぺこと頭を下げ始めた。
「この間は本当にありがとうございます」
大げさに礼を言われるのは居心地が悪く、
俺は頭をさげるとすぐに店を出た。