嵐・二宮くんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡みがあります。苦手な方はご遠慮ください。
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翌日。収録が終わって帰路についた。
何も言わないのにマネージャーがコンビニへ車を回す。
しかし俺はなんとなく中に入る気になれなかった。
「悪いんだけどさ」
「はい」
「メロンパンとビール買って来てくんない?」
「僕がですか?」
「そう」
「…バレちゃいました?」
「…分かんねー」
マネージャーはそれ以上は聞かず快く車を降り店内に入って行った。
車を停めた場所からはレジは見えない。
あの娘がいるのかはわからなかった。
ほどなくして戻って来たマネージャーは申し訳なさそうに
「メロンパンはなかったです。パンの棚からっぽでした」
と缶ビールが入った袋を差し出した。
「誰がいた?」
「店員のことですか?」
「爺さんだけ?」
「そうです。お爺さんひとりでしたよ」
「…ふーん…」
マネージャーは物言いたげだったが余計なことは言わないわきまえは持っている。
それ以上は聞かずに自宅へと送り届けてくれた。
鍵をあけキャップを脱ぎ鍵と一緒に玄関脇の棚に置く。
靴を脱ぎ捨て風呂のスイッチを入れ、白いソファに座りビールを飲む。
いつもと同じ、いつも変わらない動きのはずなのに、なんとなく心がざわついている。
いや、いつもと同じ動きではないからだ。
そこに、無表情でレジを打つあの子がいない。
彼女は…大丈夫だろうか。
中途半端にぶら下がっているような自分の心が気持ち悪い。
気になるなら明日は自分で買いに行けばいいだけの話だ。
うじうじと考える自分に驚きながら、おれはビールを飲み干した。