嵐・二宮くん、大野さんとの妄想小説です。BLではありません。女性との絡み有りです。苦手な方はご遠慮ください。






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頰に涙の跡を残したまま眠るちひろを抱いて俺は覚悟を決めた。




そのつややかな頰にそっと唇を落としたとき、ちひろの身体が冷えてきていることに気付いた。




熱と涙でびっしょりかいた汗が、ちひろを冷やしている。



そっと俺は身体を起こす。



ちひろにそっと呼びかけてみるも、全く起きる気配はない。



ぐったりと力の入らない腕を抜き、スエットを捲り上げる。



一度に脱がせた方がいいだろうと、スエットの中に着たシャツも捲り上げると、小ぶりな膨らみとその先端の蕾が出現し思わず手が止まった。




急に内部が滾るのを感じ、慌ててぶるっと首を振った。意識のない状態のちひろを抱くわけにはいかない。



頭を少し持ち上げ、スエットとシャツをまとめて頭を抜く。



次にスエットの下に手をかけ、腰を持ち上げするりとスエットを下げると下着を付けていなくて虚をつかれた。



また滾り出す自分に感じないふりをして一旦ちひろに布団をかぶせ、俺はバスルームに向かった。



何か着せるものがないかクローゼットを探すも、ちひろが着ていたスーツしかない。




俺は部屋に戻りスマホを手に取ると滝沢に電話をかけた。



『もしもし…?』



「俺」



『大野?どうした?』



「まだ店?誰か客いる?」



『いや、もう今は店にひとりだけど』



「ちひろが寝てるんだけど、汗がすごくて身体が冷えてきてるんだ。着替えがなくて、お前のでいいから貸してくれないか」



『はあ?寝た?』




「ちょっと…ひどく取り乱して。泣いて…疲れたのか…。熱も下がってはきたみたいだけどまだあるし。滝沢、来れる?」



『いや、まあ、いいけど…』



「すまん。なんか適当に持ってきてくれ。パジャマがわりになるようなやつ」



『わかった、すぐ行くから』




電話を切り、バスルームに戻ると熱い湯を出しタオルを濡らした。




かけた布団はそのままに、ちひろの顔をそっと拭く。



首筋を拭い、少し布団を剥いで鎖骨、胸元と順に拭いていくと、ちひろの手が動いた。



その手がゆっくりとさまよい、うっすらとひらいた唇から俺の名がこぼれ落ちた。




小さな熱い手をぎゅっと握り、




「ここにいる」



そう耳元で囁くと、ちひろは俺の手を両手で包みそこに顔を寄せ微かに微笑んだ。




どこまでも俺を求めるちひろの姿に感情が高ぶり、俺は濡れタオルを放り投げそっとキスを落とす。



額、瞼、鼻先、頰。そして首筋へと降りていったときちひろの身体がぴくんと震えた。