毎週、水曜日はピアノのレッスンの為、長男を学校に迎えに行くのだけど、
学校近くの公民館の図書室で待ち合わせる事にしている。

本当に小さな図書室で蔵書も、
車の移動図書館と変わらないくらい少ない。
流行りの本は殆どはいってこない。
それでも、読んだ事のない本はいっぱいある。
ただ、選択肢が限られているだけ。

いつも、大きな図書館や本屋さんに行くと、
どうしても偏った趣味で本を探してしまう。
気に入っている作家さんの棚ばかり見てしまう。
全て読み尽くしてしまって、新作を待ち構えている作家さんも多い。
村上春樹さん、宮部みゆきさん、東野圭吾さん、梨木香歩さん、恩田陸さんなどなど。
大体決まった棚を歩いて、
お、これはまだ読んでない
というのを探す。
その後、新刊を見て題名で気に入るのを探し
料理のコーナー、ハーブや、占いや、その時の興味の向いた物のコーナーを漁る。
沢山あるから、沢山の希望通りの本が見つかる。
これが、この図書室だと、そうは行かない。
まず、好きな作家さんの本が、一冊入っていれば運がいい方。
そしてあっても、何度も読んだ後だったり、持っていたりする。
最初っから自分のいつもの決まった方向には、全く進めない。
でも、何も借りないのは、何となく勿体無い。
それで、結局、今までは一度も手に取った事のない本を借りる事になる。
バリバリの恋愛小説や、推理小説、あと海外作家さんの訳本は
何となく苦手で滅多に読まないけど、この図書室通いのおかげで、大分読んだと思う。
ある意味、制約のあるお陰で視野が広がったと言えるかもしれない。

で、先週。
新しく本の入れ替えがあり、読んでいない作家さんの本を借りました。

初野晴さんの「水の時計」
荻野直子さんの「モリオ」

両極端と言っていい位、タイプの違う話でしたが、どちらも面白くて良かった。

初めて読む作家さんの文章は、
初対面の人と話す時と似ていて、仲良くなって馴染むまで、
何となく空気感が違うなあという感じがします。
でも、どんなに好みと違っても、やっぱり読むと本は何処かが必ず面白い。
図書室のお陰で、普通なら出会わない出会いがあるのは、面白い。
まだまだ読んでない本が沢山です。
好きになれる本が見つかるといいなぁ。
図書室通いもなかなかです。







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