アメーバピグは、JavaScriptとFlashの2つのプログラムに基づいたソケット通信を、サーバーとユーザーPC間にて行う事によって成り立っています。
ハッキリ言って、書いてる自分もよくわかってないのでw「え?」って思ってても大丈夫。
実際、JavaScriptとFlashどっちがどっちなのかわかりませんが、ピグの行動(移動・グッピグ・アクション他)やエリア情報(エリアの広さ・設置されてるアイテム他)そのような全ての情報がパケットと呼ばれるデーターのやり取りにて、パソコン内にあるブラウザに映像として再現されているわけです。
・パケットの通信はもちろんインターネット回線を通じて行われます。
↓簡単なイメージ

・更にソケットを介してパソコン内に入ってきたパケットをJavaScriptやFlashが映像データとしてブラウザに表示させます。
↓簡単なイメージ

以上の説明で、ある程度理解して頂けたと思います。
ここで本題となるWPE Proの説明。
WPE Proは上記画像で説明した「ソケット」と「JavaScriptやFlash」の間に入り、パケットの記録、変換、ブロック、送信を行います。

次にパケットの説明ですが、前の記事にも軽く説明したとおり、ユーザー(こちらのPC)からアメーバのサーバーへ送るパケットをSend(センド)パケットと呼びます。
逆にサーバーからユーザー側に送られてくるパケットをRecv(レシーブ)パケットと呼びます。
このパケットがWPE Proを通って行くのですが、WPE Proは、通過したパケットをデータのまま記録したり、検索条件に一致するパケットを止めたり(ブロック)したり、違うパケットに変換したり、直接WPE Proからサーバー側に送信したり出来るソフトです。
RecvのⅠ、記録とⅡ、変換とⅢ、ブロックの3つを解りやすく絵で説明しますと・・・・
例
「ユーザー」と「Aさん」「Bさん」の3人が同じ部屋にいたとして、「Aさん」が「反転パンダ見つけた!!」と発言した場合
Ⅰ、記録
①「Aさん」の「反転パンダ見つけた!!」と発言しましたいうパケットが、サーバーに送信される。
②サーバーから同じ部屋にいるピグのユーザーに、Aさんの発言情報がパケットで送信される
③Aさんの発言情報パケットをWPE Proが、パケットのまま記録する。
④JavaScriptもしくはFlashが映像データに変換
⑤ブラウザでAさんの発言が映像として表示される

Ⅱ、変換
※WPE Proで発言パケットのユーザー情報だけを「Aさん」→「Bさん」に変換するように設定した場合。
①「Aさん」の「反転パンダ見つけた!!」と発言しましたいうパケットが、サーバーに送信される。
②サーバーから同じ部屋にいるピグのユーザーに、Aさんの発言情報がパケットで送信される
③Aさんの発言情報パケットをWPE Proが、Aさんの部分だけBさんに変更し、JavaScriptもしくはFlashへ「Bさん」が「反転パンダ見つけた!!」と発言したパケットを送る
④JavaScriptもしくはFlashが映像データに変換
⑤ブラウザでAさんの発言内容がBさんの発言として映像表示される

Ⅲ、ブロック
※WPE Proで発言パケットのユーザー情報が「Aさん」だった場合、ブロックするように設定した場合
①「Aさん」の「反転パンダ見つけた!!」と発言しましたいうパケットが、サーバーに送信される。
②サーバーから同じ部屋にいるピグのユーザーに、Aさんの発言情報がパケットで送信される
③WPE Proが、Aさんの発言情報パケットを認識しJavaScriptもしくはFlashへ送らないようブロック
④JavaScriptもしくはFlashがAさんの発言情報パケットを認識しない
⑤ブラウザでAさんの発言が映像として表示されない

次にⅣ、送信を説明します。
まず、前途に説明したⅠ、記録を使い自分が「反転パンダ見つけた!!」と発言したパケットを記録したとする。
この時、送信したSendパケットをサーバーが受け付け、改めてユーザーの元に発言の情報がRecvとして帰ってきます。
つまり、ユーザーが発言してサーバーが受け付けし帰って来てからようやく映像として自分のPCに表示される。
下の画像はサーバーに送るSendパケットを紫に、帰ってきたRecvパケットを赤で表示しています。

そして、記録したユーザーの発言SendパケットをWPE Proから連続で送信した場合、ユーザーはピグで発言入力していないのに、連続で発言したものとして映像化される。

最後にⅤ、Sendの編集&作成を簡潔に説明します。
Sendパケットは、しっかりとしたルールに従ったダンプコードで構成されていれば、記録したパケットの内容変更はもちろんの事、「0」から作成しても使えると言う事です。
これ以降の詳しい内容は、以後の記事にて少しずつ説明します。
また、作成したSendパケットを「SPTファイル」として保存したり、他人に配布したりも可能。
もちろん、変換やブロックに使うフィルターも、「0」から作成し編集し「FLTファイル」として保存したり、他人に配布する事も可能である。
このブログで、アメンバー限定記事に書いていくのは、以上の基本的な機能に沿ったものを応用したチートを、出来るだけわかりやすく書いていこうと思います。
興味のある方は、メッセージかピグトークにてご連絡の上、アメンバー申請をお願いします。
旧あいらのサブブログでも何度か述べたが、Poyon厨というのが私は大嫌いである。
Poyon自体は、私には到底作る事の出来ない素晴らしい機能を搭載したブラウザである。
便利で楽しい機能を搭載しているので、私もよく使わせて頂いているのだが、使用者の中にPoyon厨と呼ばれる人達がいる。
只単にPoyonでピグにINして、そのチート機能の恩恵を授かっているだけなのに、まるで神にでもなったかのような立ち振る舞いをする(デカマム等の特殊アクション)
仲間内でデカマム等をやって遊ぶのは全然OKだけど、どうだ!すごいだろ!ってのは・・・・
すごいのは、Poyonを作製したPoyon公式スタッフである。
WPE Proに関するチートも同じで、大半のWPEツーラーは、他人が作った「SPT」なり「FLT」なりを入手し使用しているだけというのが現状である。
自慢したいのなら自分で考えな出しなさい。
少なくとも何故そのようなチートができるのか、説明出来るような人になってください。
という思いで、WPE Proガイドの全員公開記事を締めさせて頂きます。