建国44周年、国王不在で迎える建国日は勿論初めてのことである・・・・建国式典は行われるのか? 誰が国王の代理を務めるのかと・・・・・勿論、国民の注目になっていた。

その注目の建国記念日は・・・・国民の手で行われたと言って過言ではない。

朝から、何処の学校も、オフェィスも建国式典の行事を行っていた・・・・

スワーダの自宅近くの小中学校の生徒は、お祝いの言葉をアナウンスしながら近所を行進していた。


正午過ぎ・・・・マスカットの中心部になる Qurum Beach の街道には、国旗と国王の写真入りデザインの施された自家用車が集まりだしていた (お陰で大変な交通渋滞だったが)・・・・

スワーダも昼食を友人とホテルで楽しんだが、その帰り道ショッピング・モールへ・・・

そしてスルタン・ショッピングセンターへと (Qurum にあるスーパーマーケット) 出向いた。そこの野菜売り場にはきゅうり、大根、トマトで大きなオマーンの国旗が作られていた。(可愛らしかった)


フッと・・・午後5時過ぎ、気がついたら店頭にはほとんどお客さんが居なかった!!! “あれ ! どうしたの誰も居ないじゃない” と周りを見回した。しかし外にでてみると 道路は交通渋滞・・・勿論帰宅途はその渋滞に巻き込まれながら・・・・


過去の建国日には見られなかったほど、たくさんの車が建国の為のデザインで飾っていた。

その上、普段とは違い 車はお行儀良く並びパレードが始まっていた。ハイウエーに平行して走っている道もぎっしりとデコレーション入りの車が並んでいた・・・・


同じ車のパレードでも、フットボールの勝利のパレードは警笛を鳴らし、とても賑やかで、迷惑なパレードが行われるが、今日は少々違っていた。どちらかというと、おとてもお行儀良く・・・・ロイヤルを尊敬している態度が見えた。 


44年の国王の業績は国内だけではなく、国際問題にも重要な貢献を果たしている。国の発展と国民の平和を守り続けた国王への国民の尊重と尊敬は、この建国日に非常に良く現れていたと思う。


数年前、アラブ・スプリングという中近東地域で起こった民主化運動・・・・、オマーンも例外なく国民はストライキを始めたが、その翌日国民の要求を叶えるべき支持を即座に発表し、逆に国民を驚かせた・・・・


ご病気療養中であられる国王・・・・その不在にもかかわらず世界平和の仲介役を勤められる国に仕立て上げた、国王の指導力と、計画性は高く評価されている。


35回の建国式典を見てきたスワーダだが、この度の建国44周年、国民一同の願いが深くにじみでた、“国民が祝う建国式典” だった。