国民が住みやすい国づくりをするのは政府の仕事、そのひとつ、タウンプランニングは何年も先を見越して計画し造り上げる。。。。これは大変な仕事だとスワーダはいつも思います。だって人口がどのぐらいになるか、年毎の人口増加を計算しなければいけませんよね!!! 家族なら家族設計できますが!!!(笑)


私がオマーンに来た31年前は、マスカットの町は小さいもので、この30年の間に大きく膨れ上がり、私が10年ほど前に住んでいた地域につい最近行ったら何処がどうなっているのか、道に迷う有様でした。


と言うことは町づくりの始まる前に道路建設と拡張、当然のことですね、そして、オマーンは交通事情が日本とは違い、電車はなし、路線バスは一般人は乗らず、タクシーに頼る、そんな状況の中、人口増加と車の増加は同じ比率で伸びて行きます。小さい町の中にぎっしりと車が入り込んで来ている現実は、道路拡張が必然的に重要な課題なのです。。。。


実は国王ご自身の出資ではありませんが、政府予算でこの40周年には数多くの新路線がオープンしました。オマーンは山が多いので、この新しいハイウエーは多くの山を切り開き、その合間を走り抜ける素敵なハイウエーとなりました。


その爽快な見晴らしと、壮大な山の中を走るハイウエーは何とも気分の良いもので若きころ、富士スカイラインを走ったことを思い出しながらスワーダは自分の運転で走り抜けました。。。。それはとっても良い気分でしたよ。。


ところが、あまり道路が良いこと、3斜線、4斜線とあるハイウエー、無意識のうちに “あっ” と思ったら何とスピードが170km!!! 上り坂、下り坂、メータに注していないとピード感がないままにスピード違反をしてしまっていることも体験したスワーダです!!!


こんな素晴らしいハイウエーが、短期の建設期間で出来上がる、予算が何処から出ようとも、私たちは国王のご配慮に感謝しています。だって今まで2時間かかってたどり着いたところが1時間半で着く、不便な場所もこの交通網で大きな利点があるのです。。。。


ところがです????? 素晴らしいハイウエーを遊びに使う人々も出てくるわけです!!! それはスピード!!!!

無意識と、意識を持って違反するのでは大きな違いがあるように思うんですが如何思われます??


オマーンのハイウエーは最高スピードが120Km です。ところがこの新ハイウエーを違反を承知で走りぬいたトップが何と273Km で走ったのです。驚くことに約20車両が200Km 以上のスピードオーバーで捕まりました(当然)


ましてや今回驚いたことは、その車両のナンバーが新聞紙上で発表されたのでーーーーーす。(見事)

(名前がなくてもナンバープレートで誰なのかはまだ分かる小さな社会オマーンです)


オマーンの法律は道路交通違反者(スピード、信号無視) 48時間牢屋入りそれも車もで一緒です。その後、裁判され罰金と、刑が言い渡されます。


さて今回のスピード違反者の最高刑はRO19,500-(壱万9千五百リアル)約日本円で五百50万、273Km で走った人に言い渡され、一年間の刑務所入りのようです。それ以外の200km スピードオーバーは何だか皆さん一年間刑に服するようですね!!! (当然ですよ)


そしてもっと驚かされたことは、オマーンは今までこう言った発表を新聞紙上でしたことがありません。

これも国民の義務と責任と言う観点から公にしてきたのだと思います。(勿論国王様のご了解あり) ひとえに私はこれも国王からの贈り物と言いたいのです。


嫌なことを発表してでも国民を指導していく、褒めてばかりいても子どもは良く育ちません。良い事も悪いことも隠さず、カバーせず教える、とても大切なことだと思います。ルールを守らなければ、それで被害を受ける人もいることを、私たちは認識していくべきことなのです。


スピード感その爽快な気分は自分だけのもの、もし事故が起こったら、罪のない人たちの命を奪うことにもなるのです。


こうしてオマーンも徐々に問題点を隠さずカバーせず、悪いことは悪いと知らせることで、責任と秩序を守ることを国民が知って行くべきだと思いました。スワーダは魔女先生と呼ばれるように、校長としてとても厳しい指導を生徒、父兄、先生、そして従業員にしながら、自分も改めて見つめると言う努力をして来ました。


悪いことを悪いということは勇気のいることです、国王はそんな勇気を贈り物として下さったのだと思います。。。。。。