大学の推薦入試が近づいて、高校で面接対策に追われる受験生が多い時期です。

推薦入試で元勤務校に入学した学生のエピソードが記憶に残っています。

 

すべての先生が面接中の態度は厳しく指導してくれます。

その学生を指導された先生は、それだけではありません。

 

模擬面接の質疑応答から本人が伝えたいことを考えて、よりよい答え方を一緒に考えてくれたとのこと。

適切な答え方の指導を受けて、自分の発言に自信がついたそうです。

 

自分の考えを上手く伝えるスキルが身につけば、面接官に伝わりやすくなります。

同時に自分の考えが整理されるので、より理解を深めることができます。

 

受けの良い答え方を教えるのではなく、生徒が伝えたいことの答え方を指導する。

入試面接では大学教員も受験生が考えていることを知りたいのです。

 

この学生の面接を指導された先生は本物の教育者だと感じました。