指導していると、理解はできているのに学校の数学の成績が伸び悩んでいるように見える生徒がいます。
数学を教える立場としては、どうしても気がかりになります。
「定期試験の結果をどう思いますか?」
「実力相応ですので納得しています。それよりも、他の科目の勉強に時間がかけられるようになりました。」
数学の成績が安定してくると、次に気になるのは他の科目です。
生徒たちは、数学の勉強量をあえて減らし、その分を別の科目に振り分けています。
中学生なら内申点を上げるために全科目の底上げが必要です。
国公立大学を目指す高校生なら5科目の得点力が求められます。
生徒たちの判断は、実に合理的です。
ただ、保護者の方々から
「全体の成績が上がっているので、高校卒業までよろしくお願いします。
と言われると、嬉しさと同時に少し複雑な気持ちにもなります。
数学の勉強時間が減っていることを知っているからこそ、なおさらです。